首都圏反原発連合(反原連)は7月27日、首相官邸前抗議を行いました。2012年3月29日のスタート以来、300回目を迎えたこの日の抗議には、750人(主催者発表)が参加。「安倍晋三は原発やめろ」「再稼働反対」と訴えました。
埼玉県越谷市の飛山幸男さん(79)は、ほとんど毎週参加してきたといいます。「やっぱりあきらめてはダメ。各地でみんな頑張っているから、私もここで声をあげ続ける」と語りました。
国会正門前エリアでは参加者がスピーチしました。
川崎市の男性は「事故前は54基の原発があった。これまでに再稼働したのは8基。私たちの脱原発世論が原発に固執する勢力を追い詰めている」と強調。安倍政権が運転開始から40年を超える原発も再稼働しようとしており、「監視を怠らず、しっかり声を突きつけよう」と呼びかけました。
藤野議員が参加
日本共産党から藤野保史衆院議員が参加。「首相官邸前抗議がかがり火となり、各地に抗議行動が広がって、確固たる原発ゼロ世論をつくり、『原発ゼロ基本法案』につながった。破たんした道にしがみつく安倍政権を市民と野党の共闘で退場させよう」とスピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2018年7月28日より転載)