原発ゼロをめざす首都圏反原発連合(反原連)の首相官邸前抗議が7月27日、300回を迎えます。
官邸前抗議がスタートしたのは、2012年3月29日。当時の民主党政権が関西電力大飯原発(福井県)の再稼働へむけた政治判断をしようと首相官邸で関係閣僚会議を開こうとしていることへの緊急の抗議でした。以来、6年4カ月にわたり、続けてきました。
毎週金曜日に行われているので「金曜官邸前抗議」「金曜行動」「金官行動」などとよばれています。300回はこの定例行動だけを数えた回数です。
官邸前を20万人が埋めた12年6月以降、金曜定例行動が全国に広がり、現在も続いています。
反原連は21日、300回目を迎えるのにあたって声明を発表。「このまま政府が原発を動かすことを見過ごすことはできず、その意志を表す場所はまだまだ必要であると考えます」と抗議を続ける意思を表明しています。「これからもご一緒に、『再稼働反対』『原発ゼロ』『エネルギー政策の転換』を訴え、早期実現を目指して努力する」とのべています。
8月も毎週行動
金曜官邸前抗議は27日をはじめ、8月3日、10日、17日、24日、31日も行われます。官邸前が午後6時半から8時まで、国会正門前が午後6時半から7時半までです。
(「しんぶん赤旗」2018年7月27日より転載)