関西電力の役員らが高浜原発のある福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題は、発覚から1年が過ぎました。関電は第三者委員会を設けて調査報告書をまとめ、金品を受領した会長らを処分するなどしたものの、全容解明が
Articles by kyou yamamoto
東電刑事裁判控訴審 過酷事故責任を明確に・・逆転勝訴をめざす集会 & 高浜3号機細管傷で報告書・・蒸気発生器異常 規制委で議論へ
東電刑事裁判控訴審 過酷事故責任を明確に・・逆転勝訴をめざす集会 「東電刑事裁判控訴審の勝利をめざす集会」が10月8日、オンラインで行われました。主催は福島原発刑事訴訟支援団。 昨年9月、東京電力福島第1原発事故をめ
核のごみ ノーで力を合わせよう・・畠山氏 「町民の会」代表らと懇談
寿都町 「核のごみノーで力を合わせましょう」―。北海道寿都(すっつ)町の片岡春雄町長が「核のごみ」最終処分場誘致に向けた文献調査への応募を表明した8日、日本共産党の畠山和也前衆院議員と菊地葉子、宮川潤両道議らは、「子ど
福島の原子力災害伝承館・・語れぬ語り部 マニュアルに“特定の団体批判禁止”
福島県に開館した「東日本大震災・原子力災害伝承館」(双葉町)が、館内の語り部へ「特定の団体」の批判を禁止するマニュアルを作成し問題になっています。語り部を務めるのは津波や東京電力福島第1原発事故の被害者たちです。「国や
原発汚染水海洋放出 漁業に打撃・・全漁連と福島県水産加工業連「断固反対」を表明
政府会合で 東京電力福島第1原発事故で増え続けている高濃度のトリチウム(3重水素)汚染水の処分方法をめぐって、政府は10月8日、関係者から意見を聴く会合を開きました。全国漁業協同組合連合会(全漁連)と福島県水産加工業連
核ごみノー 諦めぬ・・北海道寿都町長の調査応募表明など住民批判
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場へつながる「文献調査」をめぐり10月8日、北海道の片岡春雄寿都(すっつ)町長が応募を表明し、神恵内(かもえない)村議会が、応募を求めた請願を賛成多数で採択。“反対意
MOX燃料工場「適合」・・規制委が審査書案 問題山積のまま
原子力規制委員会は10月7日、日本原燃のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料工場(青森県六ケ所村)が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承しました。8日から33日間の意見募集を実施した後、正式に決定する見
「国・東電の責任決着」 福島原発生業訴訟原告ら要請・・上告断念し救済早く
東京電力福島第1原発事故で国と東電の責任を断罪した「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟控訴審判決の上告期限を1週間後に控え、原告団と弁護団は10月7日、菅義偉首相と東電、原子力規制委員会に対し、上告せず話し合いに応
大飯原発3号機 配管き裂検証長期化・・関電来月初め稼働ゼロに 市民団体「運転再開を認めるな」
定期検査中の関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)の放射性物質を含んだ高温の水が通る1次系配管で、き裂が見つかった問題で関電は同3号機を約1年運転した後、き裂の見つかった配管を交換するとしており、原子力規制委員会で
核のごみいらない 寿都町では住民投票請求・・北海道内に声が広がる
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)受け入れの「文献調査」に前のめりの北海道寿都(すっつ)町と神恵内(かもえない)村に対し、“北海道に核のごみ捨て場はいらない”の声が道内に広がっています。 寿都の住民でつくる
「原子力災害伝承館」を訪ねて・・「教訓」生かす改善必要
安全神話、国・東電の責任… 福島県の「東日本大震災・原子力災害伝承館」が9月20日、開館しました。伝承館は、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の教訓を伝える目的で福島県が双葉町に建設しました。原発問題住民運動全国連
経済アングル・・「ゾンビ産業」原発
日立製作所が、英国での原発建設を断念しました。2019年1月に「経済的合理性の観点」から凍結を宣言してから英政府などに支援を要請していましたが、ようやく断念したものです。 この事業は、英国の原発置き換えを請け負ったド
核ごみ地層処分は危険・・北海道寿都町 住民投票運動へ
学習会開く 町長が「核のごみ」最終処分場誘致に前のめりになっている北海道寿都(すっつ)町で、「原子力資料情報室」の伴英幸共同代表と「行動する市民科学者の会・北海道」の小野有五北海道大学名誉教授を招いた学習会が2日夜、開
福島 元の暮らしを・・原発事故10年を前にシンポ & 原発避難 合理性ある・・かながわ訴訟控訴審 原告側陳述
福島 元の暮らしを・・原発事故10年を前にシンポ 東京電力福島第1原発事故から来年10年になるのを前に、「福島原発事故から10年 これまでとこれから」をテーマにしたシンポジウムが10月3日、オンラインで行われました。第
主張 原発事故高裁判決・・国の責任逃れはもう通用せぬ
東京電力福島第1原発事故をめぐり、東電と国の責任を追及する「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟で、仙台高裁は国と東電の責任を認め、総額約10億1000万円の損害賠償の支払いを命じました。国を被告に含む同
福島第1 汚染水放出しないで・・政府に署名22万人分提出
市民団体 福島第1原発事故で発生したトリチウム(3重水素)を含む放射能汚染水の海洋や大気への放出処分に反対する「原発のない福島を! 県民大集会」は2日、菅義偉首相と梶山弘志経済産業相あての署名22万4655人分と要請書
「核のごみ」文献調査応募・・北海道 神恵内村議会が請願採択
道原発連が抗議 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地をめぐって、北海道神恵内(かもえない)村議会は2日、第1段階の「文献調査」への応募を求めた神恵内村商工会(上田道博会長=村議)の請願を賛成多数で採
福島原発 生業訴訟 賠償基準策定急げ・・原告団・弁護団 知事らに要請
仙台高裁判決 「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団と弁護団は1日、9月30日の仙台高裁での同訴訟控訴審判決で国と東電の賠償責任を明確に認めた判決が出たことを受けて、福島県庁を訪れ県知事、県議会各会
「脱原発の英断を」・・反原連 菅内閣発足にあたり声明
首都圏反原発連合は9月27日、菅義偉内閣発足にあたっての声明を発表しました。「原発事故から10年の節目のいま、脱原発の英断を希求する」とのべ、今後の動向を注視し、菅内閣が原発推進を維持する構えであれば、「徹底的に抗議を
きょうの潮流
老夫妻と長男家族のくらしは一転しました。ふたりは避難所を7回も転々とした後で仮設住宅に入り、子どもと孫は他市へ。にぎやかさはなくなり、さびしさだけが募る日々…▼連綿と歴史を重ねてきたふるさとの地、そこに根づいた生業(な