伊方差し止め認めず・・松山地裁 住民ら即時抗告へ 稼働中の四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、県内の住民11人が運転差し止めを求めた仮処分申請で、松山地裁(久保井憲子裁判長)は7月21日、申し立てを却下し
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火災予防策を改定・・原子力規制委 適用猶予設ける & 核燃料の再処理事業費約14兆円 1・3兆円増
火災予防策を改定・・原子力規制委 適用猶予設ける 原子力規制委員会は7月19日、高エネルギーアーク損傷を防止する対策を原子力施設に要求する規則改定などを了承しました。高エネルギーアーク損傷は、放電のエネルギーで機器の損
東電福島原発3号機・・原子炉直下激しく損傷
水中ロボ内部撮影 東京電力が7月19日に行った福島第1原発3号機の水中ロボット調査で、原子炉圧力容器直下の作業用の足場が激しく損傷していることが分かりました。溶け落ちた核燃料(デブリ)が存在すると考えられる原子炉格納容
作業員被ばく 容器異常21年前も・・原子力機構「袋が膨張」点検記録 & 原発事故 被害者切り捨て批判・・いわき市民訴訟口頭弁論 原告側が反論
作業員被ばく 容器異常21年前も・・原子力機構「袋が膨張」点検記録 日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で放射性物質が入った容器が破裂し作業員5人が被ばくした事故で原子力機構は7月18日、破裂し
原子力利用変わらず・・原子力委の長期的方針
内閣府原子力委員会(岡芳明委員長)は7月18日の定例会議で、今後の原子力政策の長期的な方向性を示す「原子力利用に関する基本的な考え方」案に対する意見募集の結果を明らかにしました。 4月27日から6月5日の間に728件
東電・福島3号機・・溶け落ちた核燃料確認へ 今日から水中ロボ投入
東京電力福島第1原発3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況を把握するため、東電は7月19日から、原子炉格納容器内に水中ロボットを投入し調査を始めます。調査は2回に分けて実施し、2回目は21日の予定。 3号機格納容器
「海洋放出」方針・・東電が報道否定 福島第1汚染水 & 東電福島第1原発 この1週間
「海洋放出」方針・・東電が報道否定 福島第1汚染水 東京電力福島第1原発のタンクに大量にためられているトリチウム(3重水素)を含む放射能汚染水の処分方法について、東電の川村隆会長が海洋放出の方針を明言したなどとする一部
山・水・生活奪った原発事故・・津島訴訟「人生返せ」原告陳述
東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民が国と東電に損害賠償と原状回復などを求めた「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」(今野秀則・原告団長)第8回口頭弁論が7月14日、福島地裁郡山支部(
地震の国に原発いらない・・「川内」止めよ官邸前で訴え
首都圏反原発連合(反原連)は7月14日、首相官邸前抗議を行いました。鹿児島県で11日に最大震度5強の地震が発生。しかし、九州電力は川内原発(同県)の稼働を継続しています。参加者は、「川内原発いますぐ止めろ」「地震の国に
福島第1原発リスク図改定 規制委
原子力規制委員会は7月12日、東京電力福島第1原発の事故処理に関する「リスク低減目標マップ」を改定しました。 前回の改定(昨年12月)以後、3号機使用済み燃料プールのガレキ撤去でのダスト飛散対策の実施・監視が完了。新
福島切り捨て許さない・・原発をなくす全国連絡会が宣伝 & 低線量でもリスクは消えない・・福島原発かながわ訴訟で口頭弁論
福島切り捨て許さない・・原発をなくす全国連絡会が宣伝 原発をなくす全国連絡会は7月12日、原発ゼロ、国・東京電力の責任による福島復興を訴える署名宣伝行動「イレブン行動」を東京・新宿駅西口で行いました。「とめよう!原発再
原子力機構作業員内部被ばく・・最大100~200ミリシーベルト
「今後50年」で 日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で作業員5人が被ばくした事故で、量子科学技術研究開発機構は7月10日、内部被ばく量の評価結果を公表しました。5人のうち事故直後から被ばく量
おはようニュース問答 東芝原発損失で危機・・労働者を犠牲にするな
晴男 東芝の株主総会は批判が相次いだって。 のぼる 会場では「お土産、お弁当はご用意しておりません」とプラカードが出ていた。弁当が出なかったからかな。 晴男 空腹だから怒ったわけじゃないよ。弁当がなくなったのは201
“原発なしでやれないこと示す”東電新経営陣が規制委に & 原発事故除染の業者偽装問題・・福島市が返還請求
原子力規制委員会は7月10日、東京電力の川村隆会長、小早川智明社長ら新経営陣を呼び、事故を起こした福島第1原発(福島県)の廃炉の問題や東電が再稼働を急ぐ柏崎刈羽原発(新潟県)の安全確保への姿勢をただしました。 川村会
安全管理の能力ない・・もんじゅ訴訟で口頭弁論
東京地裁 日本原子力研究開発機構・高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の設置許可取り消しを求め、半径250キロ圏内の住民約100人が、原子力規制委員会を相手取った訴訟の第7回口頭弁論が7月10日、東京地裁(古田孝夫裁判長
原子力機構被ばく事故・・保安規定違反か 規制委
日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)燃料研究棟で6月に発生した作業員5人が被ばくした事故に関連して、原子力規制委は7月5日、立ち入り検査の結果をまとめ、保安規定違反の可能性が高い事項を指摘しまし
原発事故の刑事責任問う裁判 始まる・・津波予見が争点
のぼる 東京電力福島第1原発事故をめぐって、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電の旧経営陣の裁判が始まったね。 みどり 東京地裁で先月末にあった初公判ね。起訴されたのは元会長の勝俣恒久被告(77)と、いずれも元副社
元禄型関東地震・・みえてきた新たな“顔”再来間隔「2000年」→実は最短500年
関東地方南部を繰り返し襲ったマグニチュード(M)8級の元禄型関東地震。東京大学と産業技術総合研究所の研究チームが、地震の隆起で形成される「海岸段丘」を詳しく調査し、新たな地震の痕跡を見つけました。従来は最短2000年と
東電福島第1原発 この1週間
■6月26日 放射能汚染水対策として1~4号機周囲の地盤を凍らせる「凍土壁」(陸側遮氷壁、総延長約1500メートル)のうち、計画的な未凍結箇所(約7メートル)を凍らせ全面運用する計画を東京電力が申請。28日の原子力規制委
あの津波に学んだか・・原発の地震想定「過小評価」と確信 指摘続けなければ
前原子力規制委員長代理 島崎 邦彦さん 1946年生まれ。東京大学地震研究所教授を務め、日本地震学会長や地震予知連絡会長などを歴任、2012年から14年まで原子力規制委員。 原子力規制委員会の委員長代理