新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発2号機で、新たに空調ダクト継ぎ手部で腐食による隙間が見つかりました。東電が5月24日に発表しました。
23日の原子刀規制委員会で、全国の7原発12基で空調ダクトの一部に腐食や穴が見つかったと報告されました。柏崎刈羽原発では3、4、6、7号機で見つかり、3号機と7号機では計9ヵ所の穴があったとされました。
東電によると、今月16日に2号機中央制御室の換気空調系ダクト外気取り入れ口を点検した際、ダクト継ぎ手部で長さ50センチ、幅約1センチの隙間を確認したといいます。
一昨年、中国電力島根原発2号機の中央制御室空調換気系ダクトで腐食による穴が見つかり、重大事故時に中央制御室の作業員が被ばくする恐れがあることから、規制委が点検を要請していました。
(「しんぶん赤旗」2018年5月27日より転載)