首都圏反原発連合(反原連)は5月25日、首相官邸前抗議を行いました。
安倍政権は、原発を「重要なベースロード電源」とする「第5次エネルギー基本計画」を7月にも閣議決定しようとしています。反原連のメンバーは、幅広い団体が基本計画案の見直しを求める191万9千人余りの署名を提出したと報告し、「厳しく抗議していこう」と呼びかけ。参加者は「再稼働反対」「原発やめろ」とコールしました。
東京都町田市の二日市健一さん(77)は「政府には福島第1原発事故への反省がない。世界は原発から再生可能エネルギーヘと変化しているが、その流れに反するものです。新潟県知事選で原発ゼロの知事が誕生してほしい」と語りました。
国会正門前エリアでは多くの市民がマイクを握りました。川崎市の片平尚良さん(70)は、新潟県知事選について「全国の支援で原発ゼロの知事を誕生声せ、原発に固執する安倍政権に審判をくだそう」と訴えました。
この日、700人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2018年5月26日より転載)