関西電力が大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を遅らせる方向で検討していることが11月30日、分かりました。神戸製鋼所のデータ改ざん問題を受け、再稼働に向けた最終手続きとなる使用前検査を延長する可
Articles by kyou yamamoto
高濃度火山灰 規則を改定・・原発の噴火対策で規制委/問われる対策の有効性
原子力規制委員会は11月29日、火山噴火による原発などへの影響について、想定される堆積量をもとに推定した大気中の火山灰濃度に対し、24時間対応できるよう事業者に求める規則等を改定しました。 原子力規制庁
南相馬 柳美里が出会う㉚・・今に続く8月6日、3月11日

小説家の小山田浩子さんと初めて会ったのは、2年前のウィーンでした。「文学の秋」というイベントに共に招待されたのでした。 3日間にわたるプログラムを終えて、他の小説家(辻仁成さん、中村文則さん、青山七恵さ
大飯再稼働許さない・・福井 経産相の来県に市民抗議

関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に地元同意を取りつけるため世耕弘成経済産業相が県庁を訪れて西川一誠知事と会談した11月26日、県庁前では朝から市民らが「再稼働を許すな」と思いを込めて抗議の
福島第1・汚染水対策「凍土壁」遮水効果評価できず・・“切り札”で導入したが

東京電力福島第1原発の放射能汚染氷対策として1~4号機建屋周囲の地盤を凍らせる「凍土壁」(陸側遮氷壁、全長約1・5キロ)は、地中の温度が全域で0度以下になり「完成」しました。しかし、10月の台風で地下水量が増加し、東電
東電福島第1原発 この1週間

■11月20日 2号機原子炉格納容器内のガス濃度を監視する設備で、核分裂反応が連鎖的に起こる「臨界」に達した時に生じるキセノン135の濃度を一時監視できなくなり、運転上のルールから逸脱した状態となりました。東電によると、
玄海再稼働2月以降・・3号機 神鋼不正 確認に人手
九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の再稼働について、同社は来年1月としていましたが、2月以降とする方向で調整していることが11月23日、関係者への取材で分かりました。神戸製鋼所のデータ改ざん問題を受け、神鋼製品を使
東海第2原発で再稼働言及せず・・茨城知事ら
日本原子力発電の村松衛社長が、茨城県の大井川和彦知事、同県東海村の山田修村長に、東海第2原発(茨城県東海村)の運転延長を原子力規制委員会に申請する方針を伝えた11月21日、大井川知事は会談後、運転延長の安全性について「
ロシア986倍の放射性物質 中部

【モスクワ=時事】ロシアの気象当局は11月21日までに、9月末から10月初めにかけ、中部チェリャビンスク州で、通常の986倍の量の放射性物質ルテニウム106を検出したと発表しました。同州にある核燃料再処理工場「マヤーク
「労働者確保難しく」・・福島第1廃炉の課題 元原発技術者語る

東大でセミナー 東京電力福島第1原発の廃炉作業をめぐり、原子カコンサルタントで原発メーカー技術者だった佐藤暁氏(59)を講師にしたセミナーが11月21日、東京都文京区の東京大学で開かれました。東京大学教職員組合などが開
立証尽くさず審理終結・・大飯原発訴訟 証人申請も却下
名古屋高裁支部 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対する運転差し止め訴訟の控訴審は11月20日、口頭弁論が名古屋高裁金沢支部で開かれ、住民側から徹底審理の要求が相次いだにもかかわらず審理は終結されました。
浜岡 再稼働許さない・・静岡「ひまわり集会」1500人が訴え

井上議員ら参加 静岡市葵区で11月19日、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働を許さない「ひまわり集会」(実行委員会主催)が開催され、1500人が参加しました。 実行委員長の林克・県労働組合評議会議長は「6月の
東電福島第1原発 この1週間

■11月12日 3号機使用済み核燃料プールからの燃料取り出しに向け、原子炉建屋上部で燃料取扱機の設置を始めました(写真=代表撮影)。取扱機は重さ約72トンで、大型クレーン2機を使ってプールがある地上36メートルの建屋上部
伊方原発差し止め抗告審 高松高裁
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止めるよう愛媛県内の住民10人が申し立てた仮処分抗告審の第1回審尋が11月16日、高松高裁(神山隆一裁判長)でありました。 審尋は非公開。審尋後の報告集会で、中川創太
住民向けの核のゴミ意見交換会・・学生に「参加したら1万円」 委託先業者が動員
原発の使用済み核燃料の再処理で出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)を地下に埋める最終処分場の建設事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)は11月14日、経済産業省と同機構が開いた住民向け意見交換会で、委託先の業者が
東京福島第1原発 この1週間

■11月6日 2号機タービン建屋の復水器内に残っている、事故当初に生じた高濃度放射能汚染水を処理するため、遠隔装置による水抜きを開始。別の建屋に移送した上で処理します。1号機復水器内の水抜きは8月までに完了。2、3号機復
巨大地震備え 社会全体で・・災害対策全国交流会

東京都内で開かれている災害対策全国交流集会(主催・同実行委員会)2日目の11月11日、東京大学地震研究所の平田直・地震予知研究センター長が「首都直下・南海トラフなど巨大地震災害に備える」と題して講演しました。 東大地震
福島第1作業員の傷病
東京電力福島第1原発で先月、作業員の病院への緊急搬送が2件相次ぎました。東電の公表方法に違和感を覚えました。1人は蜂に刺され入院(後に退院)、もう1人は作業に向かう途中倒れ病院で死亡が確認されました。しかし、基準に従い
党初代ボランティアセンター長・・故 宮前利明氏の顕彰碑

福島・南相馬 東日本大震災・東京電力福島第1原発事故後、京都府から福島県南相馬市に移住し、被前者支援の日本共産党南相馬市初代ボランティアセンター長を務め、3月に亡くなった宮前利明氏(当時68歳)の活動を顕彰する記念石碑
福島 心の復興途中を表現・・高校生がいじめ体験の劇

東京電力福島第1原発事故の避難先でいじめられた体験を基に作った創作劇を、福島県立ふたば未来学園高校(広野町)の演劇部(部員19人)が、相馬、双葉の両地域からなる相双地区の高校演劇コンクール(11月4日、南相馬市)で上演