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原発止めて反原連抗議「黙るわけにいかない」

「玄海原発いますぐとめろ」と訴える参加者=6月22日、国会正門前

 安倍政権が各地の原発を再稼働させているもとで、首都圏反原発連合(反原連)は6月22日、首相官邸前抗議を行いました。九州電力は16日、玄海原発4号機の再稼働を強行。全国での稼働原発は6基になっています。参加者は「玄海原発いますぐ止めろ」「再稼働反対」などの声をあげました。

 ほぼ毎週参加しているという東京都三鷹市の斎藤優さん(72)は「東京電力が福島第2原発廃炉を決めたことはいいこと。一方で安倍首相は、再稼働や輸出を進めている。黙っていたら白旗を上げることになる。未来のことを考えたら黙るわけにはいかない」と引き続き抗議で声をあげる決意を語りました。

 国会正門前エリアでは、原発再稼働を止めるために世論を広げようとの呼びかけなどが相次ぎました。

 横浜市の男性は「福島第2原発の廃炉は国民の世論があるからだ。私たちの声で原発推進政策を変えさせよう」と呼びかけました。

 福島第1原発事故で避難した福島県民が国・東電の責任を追及する裁判への支援を訴えました。

 この日は、700人(主催者発表)が参加しました。

(「しんぶん赤旗」2018年6月23日より転載)