「苦しみ、悩みながらの8年。でも前へ進みたい」「あの日から時間がたってないように感じる」―。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から8年となった11日、各地で犠牲者を追悼するとともに、明日への思いを語る人たちの姿が見
Articles by kyou yamamoto
東日本大震災・福島原発事故8年 被災地から(4)・・人が集まる街にしたい 生業再生 正念場 岩手
市街地の大部分が津波被害を受けた岩手県陸前高田市。大規模な土地のかさ上げ工事が進み、市民が少しずつ商売を再開しています。人が集まる街にしたい―。移転先やかさ上げした土地で必死に生業(なりわい)を取り戻そうとする姿があり
宗派超え 祈りのつどい・・福島・楢葉町 原発廃止・復興求める
東日本大震災犠牲者を追悼し、原発廃止・廃炉を願う、諸宗教による祈りのつどいが3月11日、福島県楢葉町の宝鏡寺で開かれました。日本宗教者平和協議会、日本キリスト者平和の会などの主催で40人が参加しました。 参加者はいわ
原発ゼロへ力合わせ・・全国連絡会がイレブン行動 & 官邸前抗議開始7年・・反原連「活動を継続」
原発ゼロへ力合わせ・・全国連絡会がイレブン行動 東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から8年となった3月11日、全労連、全日本民医連などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は、原発からの撤退を決断し、エネルギー政策の転
東日本大震災・福島原発事故から8年・・仮設住宅から黙とう 岩手・陸前高田
2万2千人以上の死者・不明者が出た東日本大震災と、東京電力福島第1原発事故から8年となった3月11日、被災地の沿岸部では雨の降りしきるなか、朝から夕方まで遺族らが犠牲者を追悼しました。全国でもさまざまな追悼の行動が取り
きょうの潮流
真新しい学校で行われた卒業式。「この4月から、私たちはみずからが選び、信じた道を歩んでいきます」。震災の記憶を胸にした18人の巣立ちです▼津波によって多くの家が流され、町が壊された宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区。子
東日本大震災 被災3県議団長語る(2)・・福島 神山えつこさん
第2原発廃炉 決断迫る 福島県の発表だけでも今なお4万2000人を超える県民が県内外での避難生活を強いられています。震災関連死は2260人と増え続け、避難指示解除区域の居住率は23%と住民の帰還が進んでいません。 避
福島を忘れない3・9全国集会・・市民と野党の共同で原発ゼロへ 訴えから
東京・台東区で3月9日、開かれた「福島を忘れない3・9全国集会―市民と野党の共同で原発ゼロへ」(原発をなくす全国連絡会主催)のあいさつやスピーチ、発言を紹介します。 亡国政策やめよ 小田川義和・原発をなくす全国連絡会
東電は賠償逃れやめよ・・原発事故が奪った自然・暮らし 和解拒否に町民提訴
福島・浪江町 東京電力福島第1原発事故で全町避難を強いられた福島県浪江町の町民109人が、1人当たり1210万円の損害賠償を求めて福島地裁に裁判を起こしました。昨年11月に提訴。第二陣、三陣提訴が予定されています。いず
東日本大震災・福島原発事故8年 被災地から(2)・・孤独死防止 続く自治会の模索
岩手、宮城、福島の3県では恒久的住まいという位置付けの災害公営住宅約3万戸が、ほぼ完成しました。65歳以上の入居者は宮城県で4割超(うち3分の1が単身)、岩手県で55%(うち半数が単身)です。孤独死も年々増加しています
原発ゼロ実現の政治に・・「福島を忘れない」 全国集会に1300人
東京電力福島第1原発事故から8年を前に3月9日、「福島を忘れない3・9全国集会 市民と野党の共同で原発ゼロへ」が東京都台東区で開かれ、1300人(主催者発表)の参加者が、「原発ゼロは未来の希望」とのプラカードを掲げ、「
辺野古は「もんじゅ」と同じ道・・何兆円もの税金がムダに/普天間基地も返還されない
「夢の原子炉」。高速増殖炉「もんじゅ」は、かつてそう呼ばれていました。使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料で発電し、使用した以上の核燃料を生み出す―。 しかし、技術的な困難さからゆきづま
福島に生きる 生業訴訟原告 深谷敬子さん(74)・・原発の怖さ、声大にして
「8年間は今まで経験したことのない孤独感を味わいました。心も体もずたずたです」 福島県富岡町から同県郡山市に避難している深谷敬子さん(74)は今の心境をそう話します。 事故を起こした東京電力福島第1原発から約7キロ
東電 富岡町の廃炉資料館・・「敷地を超える津波 専門機関で検討中に3・11になった」
東京電力が福島県富岡町に昨年開設した廃炉資料館を見る機会がありました。印刷物に「事故を起こさないための反省と教訓を社内外に伝承する」と記しています。 福島第1原発事故を振り返る2階フロアの照明はスポットライトだけで暗
原発事故「子どもに負担」・・いわき市民訴訟 原告が証言
国と東京電力を相手に福島第1原発事故による被害の原状回復と損害賠償を求めている「いわき市民訴訟」(伊東達也原告団長)の第34回口頭弁論が3月5日、福島地裁いわき支部(名島亨卓裁判長)で開かれました。工藤史雄さん(41)
原発ゼロの実現・・日本の未来への責任果たす時
東京電力福島第1原発事故から8年になる中、安倍晋三政権の原発推進路線がいよいよ矛盾を深めています。「成長戦略」の柱にしてきた「原発輸出」はすべて破綻し、国内でも原発再稼働は思惑通りにすすんでいません。「高コスト」の原発
東日本大震災・福島原発事故8年 郡山・災害公営住宅自治会長の思い 富田団地(富岡町出身) 齋藤秀雄さん(70)/守山駅西団地(浪江町出身) 柴清明さん(56)
富田団地(富岡町出身) 齋藤秀雄さん(70) 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から間もなく8年になります。原発事故被害者の多くが、今もふるさとに帰れないままです。福島県郡山市の災害公営住宅で生活する2人の自治会長
悲劇忘れない・・原発ゼロまで行動続けるわ
陽子 夕方、ちょっと出かけてくるけど、家の中のこと頼める? のぼる いいよ、お母さん。任せておいて。どこへ行くの? 陽子 地域でやってる原発反対の宣伝行動よ。 のぼる いいねえ。東日本大震災と東電福島第1原発事故
「原発は安価」根拠なし・・山添氏追及 “虚構の試算を前提”
参院調査会 日本共産党の山添拓議員は2月20日の参院資源エネルギー問題調査会で、「原発は安価な電力」との主張には根拠がなく、実際に存在しない新設原発からでっち上げた虚構の試算にすぎない実態を明らかにしました。 「20
原発事故の賠償・・国と東電は被害者と向き合え
2011年3月の東京電力福島第1原発事故の際に、福島県から神奈川県に避難した住民が、国と東電にたいし損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁は国と東電の法的責任を認め、賠償を命じる判決を言い渡しました。全国でたたかわれている同