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「原発廃炉時代」の幕開けに・・反原連抗議8年

 首都圏反原発連合(反原連)は3月11日、東京電力福島第1原発事故9年、首相官邸前抗議開始8年にあたってステートメントを発表しました。

 安倍政権について、原発事故の現実からいっさい学ぶことなく、また圧倒的多数の国民世論を無視して原発に固執していると批判。一方で、国民世論を受け、原発再稼働の地元同意は難しくなり、加えて輸出計画が相次いでとん挫するなど、「原発産業が経済的にも立ち行かないことが可視化されました」と述べています。

 3月末に8年となる首相官邸前抗議は「様々な人々が脱原発を訴える、無党派市民の有機的な受け皿に可視化しました」と強調するとともに、人々の意思表示の場として、「活動を継続すべく、努力してまいります」と表明。

 次世代のため脱原発の思いをそれぞれが新たにし、「2020年が『原発廃炉時代』の幕開けとなるよう、尽くしましょう」と呼びかけています。

(「しんぶん赤旗」2020年3月12日より転載)