広島高裁が四国電力伊方原発3号機の運転差し止めの仮処分決定を行った(17日)ことについて、全国保険医団体連合会公害環境対策部(野本哲夫部長)は1月22日、決定を歓迎する声明を発表しました。 声明では「住民の不安を無視
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福島第1へ増員要求・・規制委 東電社長らと意見交換
原子力規制委員会は1月16日、東京電力福島第1原発の作業でトラブルが頻発したことをめぐって、東電の小早川智明社長らと意見交換しました。規制委の更田豊志委員長は「分かりやすいシグナルを現場に送ってほしい。それは新たな兵力
市民団体が学習会・・原発ゼロめざす 奈良
「3・8原発ゼロ・震災復興をめざす奈良のつどい」のプレ企画として同実行委員会は13日、原発住民運動福井・嶺南センターの山本雅彦事務局長と原発賠償関西訴訟原告団の森松明希子代表を迎えて学習講演会を奈良市内で開き、100人
福島原発事故から9年目 昨年、新たに稼働した原発ゼロ・・原発推進・核燃料サイクル政策の転換を
東京電力福島第1原発事故から9年目。ことし成人式に参加したのは、当時の小学校5年生たちです。 福島県の集計では、今も県内外で避難生活を余儀なくされている住民は4万人以上で、震災関連死は約2300人に上ります。全町避難
原発ゼロめざしシンポ・・革新懇 福島・郡山で来月開催
志位委員長発言 全国革新懇、福島県革新懇、郡山市革新懇は2月29日、郡山市のビッグパレットふくしまで「3・11から10年へ――原発ゼロをめざすたたかいのシンポジウム」を開きます。 シンポジムでは、福島原発事故から10
今年こそ原発ゼロに・・反原連、首相官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は1月10日、今年最初の首相官邸前抗議をおこないました。冷たい風が吹き抜けるなか参加者は、今年こそ原発ゼロの日本をつくろうと、「再稼働反対」「安倍晋三は原発やめろ」とコールしました。 官邸前
福島に生きる 生業訴訟第2陣原告 遠藤光義さん(82)・・信念は「絆を大切に」
「教え子ありて 我あり」と語るのは「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟第2陣原告の遠藤光義さん(82)=福島市=です。 ■中学教員務め 山形大学教育学部を卒業。37年間、福島で中学の教員を務めました。
原発なくし京都の未来つなぐ・・キンカン行動 福山市長候補も参加
原発ゼロを訴える毎週金曜日恒例の「キンカン行動」が1月3日、関西電力京都支店(京都市下京区)の周辺で、今年初めて行われ80人が参加しました。ジャンベやギターが奏でられ、「関西電力、原発と手を切れ」「ワイロと手を切れ」と
原発この1年 推進路線の破綻一層あらわに
2019年は、安倍晋三政権の原発推進の破綻が一層鮮明になった年でした。年初には、日立製作所がイギリスでの原発建設事業の凍結を決定し、日本の原発輸出計画は総崩れとなりました。新たな原発の再稼働はなく、関西電力の原発マネー
原発追加安全対策費 5.4兆円 全国11社 本紙調査・・「コスト安い」 ますます破綻
原発の追加安全対策費が、膨らみ続けています。本紙が行った全国11社の原発事業者へのアンケートで、追加総額は約5兆4000億円になることが分かりました。既存の原発に対し新たな規制要求に対応を求める「バックフィット制度」に
原発ゼロ 来年も声あげ続ける・・反原連が首相官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は12月27日、今年最後となる366回目の首相官邸前抗議を行いました。身を切るような冷たい風が吹くなか、「安倍晋三は原発やめろ」「再稼働反対」のコールが首相官邸、国会周辺に響きました。 国会
「女川再稼働」徹底検証を・・市民団体 県安全性検討会に要望
東日本大震災で被災した東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働が狙われる中、「女川原発の再稼働を許さない! みやぎアクション」や「原発問題住民運動宮城県連絡センター」など17の市民団体は12月26日、県独
放出放射性物質量過少報告問題・・紙・畠山氏が北電に抗議
原因徹底究明・廃炉見据え決断せよ 北海道泊村の泊原発再稼働に執念を燃やす北海道電力が、大気中に放出した放射性物質量を試運転の1988年10月から31年間も過少報告していた―。日本共産党の紙智子参院議員と畠山和也前衆院議
韓国 原発廃炉2基目・・月城1号機 原子力委が決定
韓国原子力安全委員会は12月24日、南東部・慶州にある月城原発1号機の廃炉を決定しました。古里原発1号機(釜山市)に次いで2基目となります。 月城原発1号機は国内で2番目に古く、1983年に商業運転を開始。設計寿命は
関電疑惑 経産省「独自調査せず」・・野党ヒアリングで繰り返す
関西電力幹部らが福井県高浜町の元助役(故人)から少なくとも3億円相当の金品を受け取っていた「原発マネー還流疑惑」について、野党合同ヒアリングが12月24日、国会内で行われました。経済産業省に独自調査を求める野党側に対し
福島に生きる シイタケ栽培農家 大橋清美さん(73)・・山の環境戻るまで
福島県伊達市霊山(りょうぜん)町でシイタケなどを栽培する大橋清美さん(73)は「いまだに『(キノコは)食えるのか』と言われる。風評ではなく実害です」と言います。 ■原発訴訟の原告 野生のキノコは現在もすべて出荷規制が
木材腐朽把握できず・・原子力機構 規制委に報告
日本原子力研究開発機構は12月22日までに、台風15号の強風で茨城県大洗町の大洗研究所内の材料試験炉の2次冷却塔が倒壊した問題について、これまで行ってきた点検では、倒壊の原因と推定された、木材の筋かいの腐朽を把握できな
スイス初の原発閉鎖・・福島事故受け新設中止
今後15年で国内すべて廃炉へ 【ベルリン=伊藤寿庸】スイスのベルン近郊にあるミューレベルク原発が20日、閉鎖されました。同国で原発が閉鎖されるのは初めて。スイスでは2011年の福島第1原発事故を受け、原発の新設をやめ、
福島原発避難 医療・介護減免見直しに怒り・・被災者の「命綱」切るのか
生活保護受給者が2倍に 安倍晋三首相が議長の復興推進会議は、東日本大震災の「復興の基本方針(案)」(19日公表)で、東京電力福島第1原発事故の避難指示区域などに居住していた住民に対する医療・介護保険の保険料と窓口負担の
福島原発 「命絶つ人いまだ」・・かながわ訴訟 控訴審初弁論
東京電力福島第1原発事故で福島県から神奈川県に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた「福島原発かながわ訴訟」の控訴審第1回口頭弁論が12月20日、東京高裁(白井哲裁判長)で開かれました。原告側は村田弘団長と代理人の