(2015年)年末に開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に向けた準備会合が6月、ドイツ・ボンで開かれ、参加した環境NGOネットワーク、CAN−−Japanが7月2日、東京都内で報告会を開きまし
Articles by yamamoto
原発労働者の実態深刻・・「全国連絡会」が学習会開く
原発をなくす全国連絡会は6月30日、東京都内で、「労働者から見た原発事故〜実態と改善の課題〜」と題して学習会を開きました。 講師の日本共産党の福島県いわき市議、渡辺博之さんが、東京電力福島第1原発で作業員が死亡する事
美浜3号機 「8月中に地震想定必要」・・規制委 審査打ち切りを示唆
原子力規制委員会の田中俊一委員長は7月1日、運転開始から約40年を迎え、20年の延長を検討している老朽原発・関西電力美浜原発3号機(福井県)について、耐震設計の基本となる地震想定(基準地震動)が8月末までに大筋で確定し
中国電力 機器の検査報告書偽造・・島根原発 低レベル廃棄物処理で
中国電力は6月30日、島根原発(松江市)で低レベル放射性廃棄物を固める際、使用する水量を量る機器の検査記録報告書に偽造があったと発表しました。外部への放射能漏れはないといいます。 中国電によると、偽造が見つかったのは
自殺、原発事故が原因・・福島地裁判決 原告「東電は謝罪を」
東京電力福島第1原発事故による避難生活を苦に自殺した福島県浪江町の五十崎喜一さん=当時(67)=の妻栄子さん(66)ら遺族3人が東電に約8700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、福島地裁でありました。潮見直之裁
田村智子氏批判・・保安規定違反 次々 参院文科委
日本共産党の田村智子議員は6月30日の参院文教科学委員会で、日本原子力研究開発機構の研究を高速増殖炉「もんじゅ」に特化する放射線医学総合研究所法改定案について質問し、ずさんな管理運営が続くなかでも「もんじゅ」の運転再開
福島2号機 開口部周り高線量・・格納容器 物質が溶け出た跡
東京電力は6月29日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内部の調査にむけた準備作業状況について明らかにしました。格納容器内部に通じる開口部の周辺で1時間当たり1000ミリシーベルトを超える高い放射線量が計測されたほか、
独 最古の原発稼働停止・・全廃へさらに前進
ドイツ南部バイエルン州にある同国最古の原発、グラーフェンラインフェルト原発が6月27日深夜、稼働を停止しました。同原発を管理するドイツのエネルギー大手エーオンが28日、発表しました。 ドイツでは2011年3月の福島第
火山の審査不十分・・川内原発市民団体が政府交渉
再稼働への準備が進められている九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の新規制基準適合性審査の問題点や原子力災害対策に関して、川内原発30キロ圏住民ネットワークなど市民団体は6月29日、政府交渉を行いました。
川内再稼働許さない・・原発門前住民ら抗議集会 鹿児島
九州電力川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働が8月中旬にも狙われる下、再稼働に反対する地元住民による抗議集会が6月28日、同原発の正門前で開かれました。 集合場所から会場までの道のりを約200人が
国と東電に損害賠償求める 子どもたちに安心を・・福島原発事故いわき市民訴訟 原告団長 伊東達也さんに聞く
「3・11」から2年たった2013年3月11日、822人のいわき市民(うち、18歳未満の子ども148人)が国と東京電力に損害賠償を求めて福島地裁いわき支部に提訴しました。国の責任を明確にさせ、五つの政策課題(別項)の実
再生エネ 積極導入ならコスト低下・・倉林議員 原発再稼働の政府電源構成案 論拠崩す
2030年度の電源構成(エネルギーミックス)案(6月1日提示)で原発の比率を20~22%とし、この夏にも原発再稼働を狙っている安倍政権。一方、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを“コストが高い”として比率を22~24
川内原発 九電申請文書に非公開部分・・異議申立人が意見陳述
九州電力が8月中旬にも再稼働の考えを示している川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)について、設備の詳細設計を定めた「工事計画」を原子力規制委員会が認可したのは不当として、異議申し立てをした薩摩川内市などの住
原発復活に向け、政府が数値目標・・電源構成 新増設への布石
安倍晋三政権のエネルギー政策の具体像が出そろいつつあります。 新増設への布石 経済産業省審議会で6月1日に了承された長期エネルギー需給見通し案は、原発再稼働に向け国が前面に立つと明記するとともに、2030年の原発の電
再稼働・増設もダメ・・官邸前抗議 声あげ続ける
首都圏反原発連合(反原連)は6月26日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。2030年度の電源構成で原発の比率を2割とする政府案を受け、電力9社の株主総会で、原発の早期の再稼働、新増設などを求める社長の発言が相次ぎました
経産省 核燃料サイクルで優遇策・・検討の作業部会設置 & 規制委 浜岡4号機の現地調査実施
国の原子力政策の方向性を議論する経済産業省の総合資源エネルギー調査会「原子力小委員会」が6月26日に開かれ、核燃料サイクル事業のあり方を検討する作業部会を設置したことが報吉されました。作業部会は来月から開かれます。
原子力防災の医療体制で案・・規制委
原子力規制委員会は6月24日、原子力災害時の医療体制などについての原子力災害対策指針(防災指針)の改定案を了承しました。今後、30日間の意見公募(パブリックコメント)を実施します。 規制委はこれまで、原子力災害時の医
3号機審査は4号機許可後・・浜岡原発で規制委
原子力規制委員会は6月23日、中部電力浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)の新規制基準への適合性審査の初会合を開きました。規制委の更田(ふけた)豊志委員長代理は「先に申請した4号機の審査をまず進め、4号機が許可に至った段階
“福島に生きる”希望ある将来残したい・・川俣町の葉タバコ農家 渋谷岩男バ(74) 徳子さん(69)
福島県川俣町で代々、葉タバコを生産してきた渋谷岩男さん(74)、徳子さん(69)夫妻は孫娘の健康が心配です。 長女は飯舘村に嫁ぎました。「3・11」後、全村避難となり、当時小学校6年生だった孫娘は、友達との別れや川俣
専門的知見に傾聴せよ・・川内再稼働中止へ真島氏
日本共産党の真島省三議員は6月19日の衆院経済産業委員会で、再稼働が狙われる川内原発(鹿児島県)をめぐって、火山専門家の知見を何ら反映しないまま新規制基準の適合性審査を通した原子力規制委員会の姿勢を批判し、再稼働中止を