原子力規制庁によると、神奈川県横須賀市にある核燃料加工会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF‐J)」の工場で6月13日、二酸化ウランの粉末が入った缶二つが接触する事故がありました。容器は接触後、すぐに
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地下水放出計画 県漁連に再説明・・福島原発汚染水
東京電力と資源エネルギー庁は6月13日、福島県いわき市で開かれた県漁業協同組合連合会(県漁連)の理事会で、福島第1原発の放射能汚染水対策として敷地内で地下水をくみ上げ海に放出する計画を改めて説明しました。 県漁連の野崎哲
関電説明に疑問次々・・福井県原子力安全専門委が会合
福井県が設置する県原子力安全専門委員会は6月12日、会合を開き、関西電力から説明を受け、質疑を行いました。7月に施行される新規制基準に照らした大飯原発3、4号機の適合性確認、東京電力福島第1原発事故をふまえた安全対策、若
もんじゅ活断層調査の事前会合・・規制委
敷地内を走る破砕帯(断層)に活断層の可能性が指摘されている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、活断層かどうかを判断する原子力規制委員会の専門家チームは6月13日、今月中にも行う現地調査
くみ上げ地下水・・セシウム濃度 東電二転三転
東京電力は6月12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)でくみ上げた地下水に含まれている放射性セシウムの濃度は以前発表した値の10分の1程度だったと発表しました。同社で改めて行った分析や社外機関の分析結果をふまえて修正
「延長」工事計画だけで・・原発60年運転 規制委が見解
7月施行される見通しの改定原子炉等規制法は、運転開始から40年までに認可を受けた原発には最長20年の運転延長を認めるとしています。原子力規制委員会は6月12日の定例会で、この制度について、延長認可に必要な対応工事が完了し
上関原発 住民監査請求・・埋め立て免許延期 知事が判断先送り
山口県上関(かみのせき)町への中国電力の原発建設計画をめぐり、建設反対の住民46人が6月11日、中国電から申請された建設予定地の公有水面埋め立て免許延長の可否判断を山本繁太郎知事が先送りしたのは「不作為」にあたるとし、県
「原発再稼働 考えられない」・・東京 全労連宣伝に共感の声
全労連は6月11日、東京・JR御茶ノ水駅前で「原発ゼロ」を訴える「イレブンアクション」宣伝行動を行いました。雨が降るなか、2日に6万人が参加した「6・2ノーニュークスデイ」行動を紹介したビラを配布し、「原発ゼロ」の日本の
原発・震災・・復興住宅3~4千整備/がれき活用、津波避難の丘
復興住宅3~4千整備・・15年度までに 福島県が方針 福島県の佐藤雄平知事は6月9日、東京電力福島第1原発事故の長期避難者向け災害公営住宅(復興住宅)について、2015年度までに県内に計3000~4000戸を整備する方針
東電基準 再出発に遠く・・原発事故2年3カ月 財産への賠償始まる
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から11日で2年3カ月になります。東京電力は宅地や建物などの財物賠償を始めました。原発事故被害者が今後の生活設計をたてるうえで重要な賠償です。その実態はどうなっているのか。 (柴田善
燃料取り出し前倒し・・福島第1 東電「不確定な要素」 政府廃炉工程
政府の東京電力福島第1原発廃炉対策推進会議(議長、茂木敏充経済産業相)は6月10日、同原発1~4号機の廃炉工程の改訂に向けた「たたき台」を発表しました。号機によっては原子炉内に溶け落ちた燃料(燃料デブリ)の取り出しを1年
大飯原発の評価、今月末までに報告書・・規制委
国内の原発で唯一運転中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機の現状が、地震や津波の新規制基準にどの程度適合しているかを確認する原子力規制委員会の評価会合が6月10日、開かれました。地震と津波に関する評価会合はこの
原子力機構理事が陳謝・・規制委など市議会で説明
日本原子力研究開発機構・高速増殖炉「もんじゅ」の約1万件の機器点検怠りと、日本原子力発電・敦賀原発敷地内の破砕帯(断層)評価の問題について6月6日、地元の福井県敦賀市議会で説明会が開かれました。 原子力規制委員会、文部科
米国 原発2基再稼働断念・・配管破損で三菱重工に賠償請求
【ニューヨーク=時事】昨年(2012年)1月に微量の放射性物質漏れ事故を起こした米サンディエゴ近郊のサンオノフレ原発について、同原発を所有する電力大手サザン・カリフォルニア・エジソン社(SCE)は6月7日、運転を停止して
相馬の漁師も大反対・・福島 地下水放出の説明会
東京電力と資源エネルギー庁は6月7日、福島第1原発の汚染水対策として地下水を海に放出する計画について、福島県相馬市で相馬双葉漁業協同組合(相双漁協)向けに説明会を開きました。漁業者からは「風評の拡大が心配」「東電の言うこ
津波威力 まざまざ・・東電 福島第2の現場公開
東京電力は6月7日、一昨年3月11日の東日本大震災で被害を受けた福島第2原発(福島県富岡町、楢葉町)の現場を報道関係者に公開しました。同原発には4基の原子炉があり、公開されたのはそのうち1号機の原子炉建屋や、海水熱交換器
再稼働反対へ一丸・・官邸前行動
首都圏反原発連合(反原連)は6月7日、「即時原発ゼロ」を求める首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発は汚染水漏れなどが相次ぐ危機的な状況なのに、安倍晋三内閣は「成長戦略」の素案に「原発の活用」を盛り込み、再稼働を「
全国公害被害者総行動デー “会社として謝罪を”・・東電・政府へ全面賠償要求
全国各地の公害被害者が連帯し、政府や大企業に救済と公害根絶を求める「全国公害被害者総行動デー」が6月6日、取り組まれ、原発事故被害者への全面賠償を求めた東京電力と政府各省交渉には約200人が参加しました。 冒頭、公害・地
伊方原発燃料に付着物・・四国電、2カ月遅れて通報
愛媛県が厳重注意 四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)3号機で、原子炉格納容器内のプールにある燃料集合体にポリエチレン素材のテープとみられる付着物が4月に見つかっていたのに愛媛県への通報は2カ月遅れの6月5日だったことがわか
断層3連動の評価要求・・大飯原発 規制委「条件厳しく」
国内の原発で唯一運転中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)が新規制基準にどの程度適合しているかを判断する原子力規制委員会の評価会合が6月6日開かれました。 関電は若狭湾の二つの断層と、大飯原発東側の熊川断層の三つが同時に