
敷地内を走る破砕帯(断層)に活断層の可能性が指摘されている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、活断層かどうかを判断する原子力規制委員会の専門家チームは6月13日、今月中にも行う現地調査の事前会合を開きました。
「もんじゅ」の西約500メートル位置には、長さ15キロメートルの活断層「白木(しらき)−丹生(にゅう)断層」があります。これが、原子炉建屋真下などを走る破砕帯と連動して動くかどうかが問題になっています。また、敷地南東方向にある線状地形が「もんじゅ」の敷地に伸びる可能性も指摘されています。このため旧経済産業省原子力安全・保安院が昨年(2012年)8月、原子力機構に追加調査を指示していました。
原子力機構は4月末、「活断層を示す痕跡は認められなかった」とする調査結果の報告書を規制委に提出。破砕帯の性状が白木−丹生断層と異なるなどとしています。現地調査は、白木−丹生断層の露頭観察など6カ所で行います。
この日の会合では、原子力機構が報告書を説明。専門家チームのメンバーから、調

査したデータはすべて提示してほしいとの要望や調査方法への疑問などが出されました。