海洋放出に各団体が抗議

被害の拡大をもたらす愚挙 ひだんれんなど  原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)など3団体は24日、福島第1原発の汚染水(アルプス処理水)の海洋放出決定を「歴史的愚挙」だとして撤回を求める共同抗議声明を発表しました。

汚染水放出のしくみ 2051年の「廃炉」完了まで放出? 約1000基のタンク 3分の2は再処理必要

 東京電力福島第1原発では、炉心溶融事故を起こした1~3号機の原子炉建屋に地下水や雨水が流入し、放射能汚染水が1日90トン(昨年度)のペースで増え続けています。これを多核種除去設備(アルプス)で処理した汚染水(アルプス処

原発事故汚染水 政府・東電 不誠実12年・・相次ぐ漏えい事故・外洋流出 報道されるまで情報隠ぺい 代替案熟考せず

 東京電力福島第1原発事故で出た汚染水(アルプス処理水)の海洋放出に対して国内外から反対や心配の声があがるなか、岸田文雄政権は22日、早ければ24日から放出を実施すると一方的に宣言しました。事故発生以来12年間、加害者で