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汚染水放出に抗議 中止を

民主主義文学会

 日本民主主義文学会は27日、声明「政府と東京電力による原発汚染水の放出に断固抗議し、放出中止を求める」を発表しました。

 声明は、24日から開始された放出について「2015年に政府と東京電力が福島県漁連と交わした『関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない』という約束をも反故(ほご)にするもの」と厳しく批判。汚染水の安全性や処理方法についての説明と検討が不十分であること、世論調査で風評被害への懸念が根強いことに触れ、汚染水の放出中止を求めています。


文団連が声明

 文化団体連絡会議は30日、声明「ALPS処理汚染水の海洋放出処分に強く抗議し、即刻中止することを求めます!」を発表しました。

 声明は、24日から開始された放出について「この問題は東京電力と政府の原子力行政の安全対策の不作為によるもの」と指摘し、公開の場での説明会も開かれないまま、非民主的なプロセスで放出が決定されたことを厳しく批判。福島県民、漁民、国民の合意なき海洋放出処分の即刻中止を求めています。

(「しんぶん赤旗」2023年9月1日より転載)