関西電力、中国電力、九州電力、日本原子力発電は、2016年7月までに運転開始から40年を超える老朽原発5基を廃炉にする方向で、月内にも地元自治体との調整に入ります。廃炉に伴う電力会社の負担を軽減する会計ルールが固まった
原子力施設へのテロ攻撃に指針・・規制委
原子力規制委員会は1月14日、「核セキュリテイー上の脅威は常に存在することを認識し、それに対する防護の重要性を忘れてはならない」などとする、原子力施設へのテロ攻撃などに対する「行動指針」を策定しました。 行動指針は5
セシウム50倍に急上昇・・福島第1地下水 海まで55メートルの井戸 & 双葉に中間貯蔵、町長が容認表明
東京電力は1月12日、福島第1原発護岸近くの地下水のセシウムなど放射性物質の濃度が、4日前の前回測定値の50〜60倍に急上昇し、過去最高値を更新したと発表しました。東電は、監視を継続するとしています。 放射性物質の濃
“福島に生きる”「4重苦」に立ち向かう・・山地酪農家 米倉啓示さん(66)直美さん(66)夫妻
福島原発事故避難者訴訟原告の米倉啓示さん(66)、直美さん(66)夫妻は、福島県郡山市の借り上げ住宅で避難生活を送っています。川俣町山木屋で、山に牛を放牧し、シバ主体の自然草で育てる山地(やまち)酪農を目指してきました
運動で再稼働阻止 ・・今年最初の官邸前抗議
安倍晋三政権が九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)や関西電力高浜原発(福井県高浜町)を突破口に、原発再稼働への動きを加速させるもと、首都圏反原発連合(反原連)は1月9日夜、今年最初の首相官邸前抗議行動を行いました。厳
「再生エネ見直し」意見募集きょう(1月9日)締め切り・・経産省が買い取り抑制を提案
経済産業省が昨年12月18日にまとめた再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の運用見直し案について、一般からの意見(パブリックコメント)の募集が1月9日、締め切りになります。 同案は、再エネについて「接続可能量」と
原発撤退・値上げやめよ・・倉林・清水・堀内議員 関電に申し入れ
原発再稼働の「遅れ」を理由に関西電力が電気料金を再値上げしようとしていることに対して、日本共産党の倉林明子参院議員、清水忠史、堀内照文両衆院議員は1月7日、関西電力に電気料金の値上げを撤回し、原発から撤退するよう申し入
営業損害賠償 継続を 共産党 復興庁に東電指導要求・・県内業者に不安・怒り広がる/福島
東京電力福島第1原発事故に伴う商工業者などへの営業損害賠償について昨年暮れ、国と東京電力が2016年2月分で打ち切る素案を明らかにした問題で、福島県内の業者・業者団体の間に不安や怒りの声が広がっています。日本共産党の宮
風の電力を水で再生・・ベルギー 人口エネルギー島計画
【ブリュッセル=時事】ベルギーの沖合で風力により発電した余剰エネルギーを水力で再生しようと、海上に人工島を建設する計画が進んでいます。同国では2014年、原発3基が一時停止して電力危機に陥りかけた経験があり、自然エネル
原発再稼働やめて・・経産省前テントひろばで訴え
東京・霞が関の経済産業者前で市民が「脱原発」を求めて座り込みを続ける「経産者前テントひろば」で1月5日、市民らが年頭記者会見し、「国は原発再稼働断念を」と訴えました。テントは原発事故後の2011年9月11日に市民が設置
再稼働なら「異なる仕事」・・規制委 田中委員長が訓示
原子力規制委員会の田中俊一委員長は1月5日、規制庁の職員らを前にした年頭の訓示で、「原子力発電所が稼働することになれば、今までとは異なるフェーズ(段階)の仕事が求められる」として「一層気を引き締めて、業務に当たらなくて
安倍政権 原発再稼働に躍起・・国民反対 暴走を止める年
安倍政権は国民多数の原発反対の世論を無視して、再稼働に躍起です。総選挙後も安倍首相は「原子力規制委員会が、再稼働に求める安全性を確認した原発は、再稼働を進める」と表明、強行の構えです。今年は、この暴走を許すかどうかの大
“福島に生きる”裁判勝ち無念晴らす・・須賀川民主商工会会長 円谷寅三郎さん(76)
円谷寅三郎(つむらや・とらさぶろう)さん(76)の住む福島県岩瀬郡鏡石町は、唱歌「牧場の朝」の″ふるさと″です。 1880年に西洋式牧場として開設された町内にある岩瀬牧場がモデルになっています。1907年にオランダの
今年こそ原発ゼロヘ・・東京 西武線沿いの会がデモ
「今年こそ原発ゼロにふみだす年にしよう」と、反原発西武線沿線連合(反西連)は1月4日、東京都内で第3回高田馬場ニューイヤーデモを行いました。 反西連は、東京から埼玉を走る私鉄・西武線沿いに地域で原発をなくそうと活動す
ソーラーシェアリング 電気も野菜も畑から・・「みんなの発電所」地域再生の切り札に/千葉 原市
「野菜も電気も畑から」・・。耕作しながら太陽光発電をすすめるソーラーシェアリングに注目が集まっています。提唱者、長島彬さんの実証試験場=千葉県市原市=を訪ねました。 (君塚陽子) 試験場の畑には、ブロッコリーが青々と
“つなぐ”明日へ─2015 ・・家族の笑顔へ、一歩/福島原発事故避難 浪江町津島地区
さまざまな願いや思いをかかげて、各地でネットワークが広がっています。手を取り合って進む人たちを追いました。 完全賠償求めて 東京電力福島第1原発事故で全町民が避難生活を強いられている福島県浪江町。 昨年
福島第1汚染水・・タンクの水滴下
東京電力は12月31日、福島第1原発の汚染水タンクからの水の滴下が見つかったと発表しました。 東電によると、同日午後0時39分ごろ、「H2」エリアのボルトで締めるタイプ(フランジ型)のタンク側面から、5、6秒に1滴ほ
関電また値上げ 業者悲鳴・・コンビニ店「年100万円の増」 加工業「機械更新、できない」
原発再稼働の遅れを理由にした、関西電力の電気料金再値上げに、消費者や業者から悲鳴の声が上がっています。(笹川神由) 関西電力は12月24日、家庭向け電気料金の再値上げを経済産業省に申請しました。値上げ幅は平均10・2
安倍政権 再稼働へ強める策動・・原発推進が「成長戦略」
第3次安倍音三内閣は、発足当初から原発再稼働への策動を強めています。原発推進は、「アベノミクス」(安倍政権の経済政策)の「成長戦略」の柱。「原発ゼロ」を求める世論に逆らうものです。(金子豊弘、矢守一英) ■財界が圧力
“福島に生きる”原発ゼロ 悔いなき道・・生業訴訟原告団 県中支部世話人 岡田哲夫さん(61)
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!福島原発訴訟」原告団県中支部世話人の岡田哲夫さん(61)は郡山地方労働組合総連合事務局長です。昨年まで務めていた高校教師を定年退職し、組合活動に専念しています。 福島大学教育学部