■2月2日
2号機海側の護岸地下水のセシウム134、137の濃度が、それぞれこの地点で過去最高値となる1リットル当たり220ベクレル、同1000ベクレルに。
■2月3日
地下水バイパスのくみ上げ用井戸の分析結果を東京電力が公表。12本ある井戸の一つで、トリチウム(3重水素)濃度が1リットル当たり2900ベクレル(1月28日採取)、同2800ベクレル(2月1日採取)検出されました。
東電が決めた排水基準(同1500ベクレル未満)を依然、大きく超える値が続いています。東電は、この井戸の水を他の井戸の水と混ぜて海に排出しています。
この井戸では、昨年6月末にトリチウム濃度が排水基準に達したためくみ上げをいったん停止したものの、濃度が下がらないまま7月にくみ上げを再開。その後も高い濃度で推移し、11月19日には同3100ベクレルと過去最高値を更新しました。
11月中旬から点検・清掃のためにくみ上げを停止し、今年1月下旬に再開しました。
■2月5日
護岸地下水の分析結果を東電が発表。2号機海側の3カ所で、1月1日採取分のストロンチウム90濃度が過去最高値を更新しました。
(「しんぶん赤旗」2016年2月8日より転載)