東京電力は4月9日、福島第1原発の汚染水対策の一つ、「地下水バイパス計画」で、専用の井戸から地下水をくみ上げたと発表しました。 東電によると、同日午前10時半ごろから、12カ所の井戸から地下水のくみ上げを開始。地下水は山
Articles from 2014
被災者の自立再建支援して・・“国の対応遅い” 紙智子議員が要求
日本共産党の紙智子参院議員は3月26日、東日本大震災復興特別委員会で、いまなお多くの被災者が仮住まいのもと住宅を再建する資金がなく、家賃が高いために復興住宅にも移れない実態を示し、被災者が自立再建できる支援を強化するよう
川内原発 問題山積・・再稼働 とんでもない

原発再稼働の前提になる原子力規制委員会の規制基準への適合性審査が、申請した10原発の中で「最優先」の位置づけで行われている九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)。4月3日の規制委の現地調査でも「新たな課題はない
手当ピンハネも背景・・井上哲士氏 福島原発のトラブル
日本共産党の井上哲士議員は4月2日の参院原子力問題特別委員会で、福島第1原発で汚染水トラブルなどが相次ぐ背景に事故対応の基本姿勢問題があると指摘し、原子力規制委員会による再稼働審査の中止を求め、汚染水と廃炉対策に全力を注
川内原発再稼働ノー・・久見崎海岸100人が風船とばす

強風のなか、色とりどりの風船が青空に舞い上がりました。(写真) 4月6日、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)近くの久見崎海岸で開かれた「風船とはそうプロジェクト」に約100人が参加しました。 昨年(2013年)7月に
川内原発Q&A・・なぜ審査急ぐの
100回を超えた原子力規制委員会の新基準適合性審査会合・・。九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の審査に力を集中する体制がとられ、審査は大詰めを迎えています。問答でみました。 Q 川内原発の扱いは特別なの? A 昨年(
宮城 医療費免除線引き憤り・・コミュニティー再建に支障

宮城県内では、東日本大震災の被災者の国保、後期高齢者の医療費(窓口負担)と介護利用料の免除が1年ぶりに再開しました。被災者を先頭にした運動が、国と市町村を動かしました。しかし、対象者は限定されました。喜びの声が上がる一方
“福島に生きる”医師の一歩ここで・・医療生協わたり病院 国井綾さん(25)

国井綾(りょう)さん(25)は4月1日、福島市の医療生協わたり病院で医師のスタートを切りました。 避難者の相談に 福島県いわき市出身の国井さんにとって故郷で医師になることは長年の希望でした。とりわけ、東日本大震災と東京電
東電と国の責任裁判で訴えたい・・福島「原発と人権」集会閉会

福島市の福島大学で開かれた「第2回『原発と人権』全国研究・交流集会in福島」が4月6日、分科会での討論と集会アピール採択を行い閉会しました。 (1)被害者訴訟原告団・みんなで交流~私たちが求めるもの、私たちが目指すもの(
原発輸出・企業連れ商談・核兵器転用の危険・・大問題の原子力協定 笠井議員追及
福島第1原発事故の反省もなく原発を売り歩く安倍晋三首相が、トルコ、アラブ首長国連邦に原発を輸出するための「原子力協定」承認を国会に求めています。日本共産党の笠井亮衆院議員の国会質疑で明らかになった問題点とは―。 「国内で
南海トラフ 沿岸校7割 津波警戒・・9割は避難場所に指定
南海トラフ巨大地震の発生に備え、被害が想定される神奈川、静岡、愛知、三重、和歌山、徳島、高知の7県の沿岸部にある小中学校の7割以上が、学校自体が被害に遭うリスクを警戒していることが東北福祉大の数見隆生教授らの研究グループ
測定タンクが汚染の原因か/タンク増設1年前倒し・・福島第1
東京電力福島第1原発で4月4日、放射性物質を含む汚染水の貯蔵タンクを囲むせきからあふれた水から暫定排出濃度基準値を上回るセシウムなどが検出された問題で、東電は同日、濃度測定のためあふれた水を移したタンクが汚染されていた可
原発事故いまなお被害・・福島で全国研究・交流集会

東京電力福島第1原発事故の「風化」を許さず、現在の被害状況を明らかにすると同時に、原発のない社会をめざす運動の連携を強めようと「第2回『原発と人権』全国研究・交流集会in福島」が5日、福島市の福島大学で4月2日間の日程で
原発停止203日 それでも必要!?・・エネ計画 撤回しかない

日本の全ての原発が止まってから203日を迎えました(4月6日現在)。震災後に再稼働した福井県の大飯原発3、4号機(関西電力)が昨年(2013年)9月に定期検査で停止したからです。 日本では原発が1基も稼働していません。安
増額分賃上げ確実に・・原発作業員 塩川議員求める
日本共産党の塩川鉄也議員は3月28日の衆院経済産業委員会で、福島第1原発で働く作業員に、発注元の東京電力が増額した労務費を賃上げとして確実に届かせるよう求めました。茂木敏充経産相は「しっかり指導していく」と答えました。
手抜き審査許されぬ・・原発事故対策評価で笠井議員
日本共産党の笠井亮議員は4月3日の衆院原子力問題調査特別委員会で、原子力規制委員会が原発の重大事故対策の安全性の評価を電力会社の自己解析まかせにし、規制委が独自に解析する「クロスチェック解析」を徹底しないのは「手抜き審査
原子力2協定を承認 共産党は反対 与野党から造反・衆院本会議/志位委員長が“矛盾”指摘
衆院本会議は4月4日、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)両国に原発を輸出できるようにする原子力2協定を採決し、自民、公明、民主の各党の賛成で承認しました。日本共産党は反対しました。 2011年の福島第1原発事故後、日本が
新たな「安全神話」許されない・・エネルギー基本計画案・原発輸出 志位委員長が批判
日本共産党の志位和夫委員長は4月4日、国会内で記者会見し、「福島第1原発事故から3年たちましたが、この間、あたかも事故がなかったかのように新しい『安全神話』が大手を振って復活しつつあります」と指摘し、つぎの二つの重大な動
「原発推進」計画ダメ・・反原連が官邸前行動

首都圏反原発連合(反原連)は4月4日、首相官邸前抗議行動を行いました。時折、強い風雨で桜の花びらが舞い散るなか、2000人(主催者発表)の参加者は「原発やめろ」「川内(せんだい)原発再稼働反対」などとこぶしをあげてコール
川内原発 規制委が現地調査・・地震津波対策「新たな課題ない」
原子力規制委員会で地震・津波担当の島崎邦彦委員長代理ら14人は4月3日、再稼働の前提となる規制基準の適合性審査を優先的に行っている九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)を現地調査しました。 調査団は原発敷地内