論戦ハイライト 原発事故から10年 「廃炉」の定義さえあいまい・・衆院予算委 高橋議員が追及

 2月22日の衆院予算委員会で、東日本大震災・原発事故から10年となるのを前に、東京電力福島第1原発の廃炉についてただした日本共産党の高橋千鶴子議員。「廃炉」の定義さえ曖昧なまま、完了まで「30~40年」と区切る国の姿勢

きょうの潮流

 「原発事故によって全域が『警戒区域』に指定された場所です。老夫婦で、あるいは独りで帰還されている高齢者が多いのです。心配です」▼福島県の南相馬市小高区に住む作家、柳美里さんは自身のブログやSNSで発信し続けました。13

原発・千葉訴訟高裁判決 国の責任認める逆転勝訴・・判断分かれた「長期評価」の信頼性

 東京電力福島第1原発事故で福島県から千葉県内に避難した住民が国と東電に損害賠償を求めた千葉訴訟第1陣控訴審で、2月13日の東京高裁判決は、国の責任を認め、原告住民の「逆転勝訴」となりました。  国の責任を問うた高裁判決

原発からの撤退こそ・・群馬訴訟判決 抗議のデモ & 大飯原発設置変更 「賛否両論を」参加者求める・・福井 規制委説明会

原発からの撤退こそ・・群馬訴訟判決 抗議のデモ  前橋市で2月10日、「原発からの撤退を」の声を広げる107回目の昼休みデモが行われました。原発事故に対する国の責任を認めない1月21日の群馬訴訟控訴審判決後、初の昼休みデ

クローズアップ 国・東電に責任 賠償を・・福島原発事故10年 名古屋高裁 避難者訴え

“日常を戻して”  「国と東電は事故の責任を認めてほしい」「私たちの福島を返してほしい」―。東京電力・福島第1原発事故から10年。福島県から愛知・岐阜・静岡の3県に避難してきた人たちが、裁判で国と東電の責任と賠償を求めて