「老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」が5日、大阪市西区の、靱(うつぼ)公園で開かれました。主催は同実行委員会。約1600人が参加し、集会後、デモ行進し市民にアピールしました。
集会では、原子力発電に反対する福井県民会議の中嶌哲演(なかじま・てつえん)氏が主催者あいさつ。「原発を動かさない運動をつくりだしていこう」と参加者に呼びかけました。
実行委員会の木原壯林(そうりん)氏が集会アピールを提案。木原氏が「原発は使用済み核燃料の蓄積、重大事故時の避難の困難さ、トラブルの多さ、耐震性の低さ、発電コストの高さ、電力会社の企業倫理のいずれの面からも、稼働を容認できません」「老朽原発を廃止に追い込み、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう」と訴えると、参加者から「そうだ」の声が上がりました。
集会には、野党各党関係者も参加。日本共産党からは、たつみコータロー(辰巳孝太郎)前参院議員・大阪選挙区候補が参加し、紹介されました。
(「しんぶん赤旗」2021年12月6日より転載)