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住民投票条例成功させよう・・島根原発稼働の是非問う集会

住民投票の歌を歌って機運を盛り上げる参加者=4日、鳥取県米子市

 鳥取県の「島根原発稼働の是非を問う住民投票を実現する会・米子」は4日、米子市で署名集め「パワーアップ折り返し集会」を開きました。

 同会は先月19日、「島根原発稼働の賛否を問う」住民投票条例制定を直接請求するための署名活動を開始しています。米子市は島根原発から30キロ圏内にあります。

 集会時点で2324人の署名が集まっており、市長に請求が可能となる有権者の50分の1まであと120人あまりです。署名集めが可能な受任者は目標の1000人を超え、1021人。同会は、署名終了の19日までに6000人の受任者、6万人の署名をめざすと表明しました。

 共同代表の安田寿朗弁護士は、「本来は市長や市議が市民の意見を市政に反映させ、市民の声が市政を動かすことが民主主義ですが、市長や市議が国や大企業の意向におもねって政治をしているのが現実です。地方自治の本旨に立ち返ってもらうためにも、住民投票を実現しましょう」と呼びかけました。

 受任者の男性は「同級生の自治会長4人に受任者になってもらい、あとの11自治会は自分が回っている」と話しました。

 鳥取大学医学部出身の本村綾さんがオンラインで歌を歌って応援しました。

(「しんぶん赤旗」2021年12月5日より転載)