東京電力は7月4日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の2号機タービン建屋内にある、復水貯蔵タンクを水源とした原子炉注水ラインのうち、本来は閉じていなくてはいけない弁が開いていたために、水の一部が別の経路に流れていたと
原発
今日、官邸前で原発抗議行動・・反原連など/各地でも
首都圏反原発連合(反原連)は5日、「大飯原発を停止せよ」「再稼働反対」「すべての原発即時廃炉」などを訴える61回目の首相官邸前抗議行動をおこないます。官邸前と国会正門前にスピーチエリアが、国会正門前北側にファミリーエリア
福島の声 政府に示す・・県民連絡会と共同センター 原発ゼロの決断を
7月8日に施行される原発の新規制基準をテコにした再稼働をやめ、原発ゼロをただちに決断するよう、原発問題福島県民連絡会と、ふくしま復興共同センターは3日、経済産業省と原子力規制委員会に要請しました。 菅原一秀経済産業副大臣
原子力公聴会に43人動員・・福島で05年 東電「推進に期待」
福島市で2005年8月に開かれた原子力委員会主催の「原子力政策大綱案に関する公聴会」に東京電力社員などが出席していた問題で、東電は7月3日、計43人を動員していたとする社内調査結果を発表しました。東電福島復興本社は「(原
伊方原発 再稼働申請させないで・・とめる会 愛媛知事に公開質問書
原発新規制基準が施行される8日に、四国電力が伊方原発3号機再稼働申請を行うことを表明していることから、伊方原発をとめる会は2日、四電に再稼働を申請しないよう求める公開質問書を中村時広愛媛県知事に提出し、文書で8日までに回
楢葉町で高線量破片・・第1原発15キロ、東電が調査
東京電力は2日、福島第1原発から南に約15キロ離れた福島県楢葉町の井出川河口付近で、表面の放射線量が毎時3・4ミリシーベルトの破片のようなものが見つかったと発表しました。材質などは不明で、東電は2011年3月に原子炉建屋
海側地下水の濃度上昇・・ストロンチウムなど
東京電力は7月2日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)敷地内の海に近い場所の観測用井戸で採取した地下水から高濃度の放射性物質が検出され海へ漏れている疑いがもたれている問題で、新たに追加した井戸で1日に採取した地下水から
大飯運転継続認める・・規制委 活断層の結論ないまま/結論先にありき
原子力規制委員会は7月3日、全国で唯一稼働中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機について「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」とする現状評価書を了承しました。8日の新規制基準施行後も、9月の定期検査入り
柏崎刈羽原発6、7号機 東電、再稼働申請決める・・安全置き去り 地元無視
東京電力は2日の取締役会で、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機について再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会へ申請することを決め、広瀬直己社長が同日発表しました。規制委の新規制基準が8日に施行されるのを
参院選と原発・・再稼働と輸出やめてこそ安心
参院選の公示が目前に迫り、各党の政策も出そろって、論戦が事実上スタートしています。暮らしと景気、消費税増税、環太平洋連携協定(TPP)参加、憲法改定などいずれも大きな争点ですが、見過ごせないのは原発問題です。東京電力福島
MOX燃料って?・・原発使用済み核燃料を再処理
関西電力高浜原発にMOX燃料を搬入したけど、MOX燃料ってどんなものなの? A 原発の使用済み核燃料を両処理して取り出したプルトニウムとウランの酸化物を混ぜた燃料のことだ。Mは混ぜたものという意味のMixed(ミックスド
震災・原発 福島の小中校 通学児童生徒数・・事故前の32%と微増
3回目の新学期 東京電力福島第1原発の事故で避難を余儀なくされた福島県の小中学校57校(13市町村)が、事故後3回目の新学年を迎えたこの4月、通学する児童生徒の数は、事故前の32%で、1年前に比べ78人増にとどまることが
“溶融燃料取り出しを1年半前倒し”・・専門家が異議/「一日千秋」の思い
待ち遠しい思いを表す言葉に「一日千秋」があります。千秋は千年の意。1日会わないと、千年も会わないように感じられることから、切実に待ち焦がれる気持ちをいいます。 先週開かれた東京電力福島第1原発の廃炉作業の安全性を監視する
原発セールスの価値観・・(利元克巳・広島マスコミ9条の会)
6月22日の中国放送「報道特集」(TBS系)は、安倍晋三首相が東欧4カ国への原発トップセールスに向かった状況を追った。おもに取り上げたのはポーランドについてだった。 ポーランドはこれまで原発を持っていなかったが、1980
東海第2原発の廃炉を・・村上村長講演 全国交流集会開く 茨城
茨城県東海村の日本原電東海第2原発の廃炉を求める全国交流集会が6月29日、同村に隣接する、ひたちなか市で開かれ、230人余が参加しました。原発問題住民運動全国連絡センター(伊東達也代表)と同集会茨城実行委員会(田村武夫代
福島第1原発 海側井戸で高い放射能・・ストロンチウムなど含む
東京電力は6月29日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)敷地内の海に近い場所の地下水から高濃度の放射性物質が検出され、海へ漏れている疑いがもたれている問題で、新たに追加した観測孔(観測用井戸)の地下水から、放射性ストロ
被ばく不安 賠償は困難・・東電側、表明
東京電力福島第1原発事故で被災した福島県飯舘村の住民が、被ばくへの不安に対する慰謝料などを求めた裁判外の紛争解決手続き(ADR)で、原子力損害賠償紛争解決センターが示した和解方針に対し、東電側が「受け入れは困難」との意見
福島からなぜ学ばない・・自民が急ぐ原発再稼働 首長が批判
安倍自民党政権が原発再稼働に大きく舵を切ってきました。再稼働に「最大限の努力」をするとした党の参院選公約を発表。外国への原発売り込みも前のめりの姿勢を示しています。これに対し、東京電力福島第1原発事故の被害に苦しむ福島県
原発事故直後の放射性ヨウ素 汚染分布図を初作成・・原子力機構
日本原子力研究開発機構は、東京電力福島第1原発事故から約3週間後の放射性ヨウ素131の汚染分布地図を初めて作成し、このほど公表しました。米エネルギー省(DOE)と共同で、航空機から放射線量を測定したデータを使った新たな解
福島第1 燃料取り出し前倒し・・廃炉工程改訂 見通し不透明
政府の東京電力福島第1原発廃炉対策推進会議(議長、茂木敏充経済産業相)は6月27日、同原発1~4号機の廃炉工程の改訂版をまとめ、発表しました。溶融燃料(燃料デブリ)の取り出しを1年半前倒しして実施するとしたほか、同会議の