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柏崎刈羽原発の地元議会に説明・・東電社長

東京電力の広瀬直己社長は7月17日午前、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の再稼働の前提となる原子力規制委員会への安全審査の申請方針を説明するため、柏崎市議会と刈羽村議会を訪問しました。広瀬社長は「6、7号機は申請する準備ができている。(安全)対策が新しい規制基準に合っているのか、独り善がりではないのかチェックしてもらいたい」と述べ、申請へ強行の意向を示しました。

また、放射性物質を低減して格納容器の圧力を外部に逃がす排気設備「フィルター付きベント」の設置についても説明。これに対し、刈羽村の議員からは「福島事故が解決しないうちは再稼働は絶対あり得ない」などの意見が出ました。

今月5日にも広瀬社長は新潟県を訪問し、泉田裕彦知事、会田洋柏崎市長、品田宏夫刈羽村長の3人の地元首長と会談。泉田知事は、地元の了解を得ないまま安全審査の申請方針を決めた東電に強く反発、会談は物別れに終わっています。

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