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福島第1 3号機の湯気 温度測定指示・・原子力規制委

原子力規制委員会(田中俊一委員長)は7月19日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋屋上の5階から湯気のようなものが上がっていた問題で、発生場所の温度分布を赤外線センサーで測定するなどして、湯気がどういう条件で発生するのかを調べるよう、東電に指示しました。

原子力規制庁の森本英香次長が同日の会見で明らかにしました。同次長はまた、昨年(2012年)7月にも同じように湯気が出たことがあったのに、東電が当時の経済産業省原子力安全・保安委に報告していなかったとしました。

湯気は18日午前、定期検査で核燃料を取り出す際に格納容器内の機器を一時的に保管するプールと、格納容器の間付近で確認されました。東電は、プールにたまった雨水が蒸発したとみていますが、規制委は「原因究明が徹底されていない」として、温度分布などをすみやかに実施するよう求めています。

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