政府の東京電力福島第1原発廃炉対策推進会議(議長、茂木敏充経済産業相)は6月10日、同原発1~4号機の廃炉工程の改訂に向けた「たたき台」を発表しました。号機によっては原子炉内に溶け落ちた燃料(燃料デブリ)の取り出しを1年
原発
大飯原発の評価、今月末までに報告書・・規制委
国内の原発で唯一運転中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機の現状が、地震や津波の新規制基準にどの程度適合しているかを確認する原子力規制委員会の評価会合が6月10日、開かれました。地震と津波に関する評価会合はこの
原子力機構理事が陳謝・・規制委など市議会で説明
日本原子力研究開発機構・高速増殖炉「もんじゅ」の約1万件の機器点検怠りと、日本原子力発電・敦賀原発敷地内の破砕帯(断層)評価の問題について6月6日、地元の福井県敦賀市議会で説明会が開かれました。 原子力規制委員会、文部科
米国 原発2基再稼働断念・・配管破損で三菱重工に賠償請求
【ニューヨーク=時事】昨年(2012年)1月に微量の放射性物質漏れ事故を起こした米サンディエゴ近郊のサンオノフレ原発について、同原発を所有する電力大手サザン・カリフォルニア・エジソン社(SCE)は6月7日、運転を停止して
相馬の漁師も大反対・・福島 地下水放出の説明会
東京電力と資源エネルギー庁は6月7日、福島第1原発の汚染水対策として地下水を海に放出する計画について、福島県相馬市で相馬双葉漁業協同組合(相双漁協)向けに説明会を開きました。漁業者からは「風評の拡大が心配」「東電の言うこ
津波威力 まざまざ・・東電 福島第2の現場公開
東京電力は6月7日、一昨年3月11日の東日本大震災で被害を受けた福島第2原発(福島県富岡町、楢葉町)の現場を報道関係者に公開しました。同原発には4基の原子炉があり、公開されたのはそのうち1号機の原子炉建屋や、海水熱交換器
再稼働反対へ一丸・・官邸前行動
首都圏反原発連合(反原連)は6月7日、「即時原発ゼロ」を求める首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発は汚染水漏れなどが相次ぐ危機的な状況なのに、安倍晋三内閣は「成長戦略」の素案に「原発の活用」を盛り込み、再稼働を「
全国公害被害者総行動デー “会社として謝罪を”・・東電・政府へ全面賠償要求
全国各地の公害被害者が連帯し、政府や大企業に救済と公害根絶を求める「全国公害被害者総行動デー」が6月6日、取り組まれ、原発事故被害者への全面賠償を求めた東京電力と政府各省交渉には約200人が参加しました。 冒頭、公害・地
伊方原発燃料に付着物・・四国電、2カ月遅れて通報
愛媛県が厳重注意 四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)3号機で、原子炉格納容器内のプールにある燃料集合体にポリエチレン素材のテープとみられる付着物が4月に見つかっていたのに愛媛県への通報は2カ月遅れの6月5日だったことがわか
断層3連動の評価要求・・大飯原発 規制委「条件厳しく」
国内の原発で唯一運転中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)が新規制基準にどの程度適合しているかを判断する原子力規制委員会の評価会合が6月6日開かれました。 関電は若狭湾の二つの断層と、大飯原発東側の熊川断層の三つが同時に
福島第1 地震で損傷か?・・ ICタンクなど 規制庁が写真公開
原子力規制庁は6月4日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の事故原因を究明するために1号機4階で調査した際に撮影した非常用復水器(IC)などの写真を公開しました。 同庁職員5人が、5月30、31の両日、福島第1
もんじゅ一時システム故障・・原子力開発機構
日本原子力研究開発機構は6月3日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)でシステム故障が発生し、一時原子炉の情報が国の防災ネットワークに送信できなくなったと発表しました。同機構が原因を調査しています。 原子力機構や原子力
くみ上げた地下水 セシウム0・61ベクレル・・福島第1
東京電力は6月3日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で4月16日にくみ上げた地下水に1リットル当たり放射性セシウムが0・61ベクレル含まれていたと発表しました。これまでは検出限界未満だとしていましたが、あらためて測定
衆院本会議 電気事業法改定案・・福島事故、製造者責任問うべき/塩川議員の質問
5月28日の衆院本会議で審議入りした電気事業法改定案について、日本共産党の塩川鉄也議員が行った質問は次の通りです。 本法案で問われているのは、地域独占、発送電一貫体制という戦後の9電力体制を変革し、発送電分離などの「電力
原発「新規制基準」・・再稼働先にありきの暴走
安倍政権は福島原発事故を収束できないまま原発を再稼働させようとしています。7月18日までに原子力規制委員会が施行予定の「新規制基準」に照らしてゴーサインを出しますが、再稼働先にありきで「安全」不在の暴走です。(林信誠、藤
「6・2行動」・・「原発ゼロ」の声に応えよ
「原発の再稼働はやめよ」「原発は直ちになくそう」―安倍晋三政権は、こうした国民の切実な声を聞き応えるべきです。「6・2 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」を統一ロゴに、東京で繰り広げられた共同行動。「原発を
原発はいらない・・それぞれの思いが、ひとつに結集して
原発はいらない―。それぞれの思いが、ひとつに結集して、巨大なうねりとなった日曜日の東京。数万もの人々が決意を胸に都心をねり歩き、国会をつつみこみ、声をあげつづけました。 つよまる日差しのなか、中央集会の明治公園には午前中
震災・原発 「収束」に程遠い 福島に衝撃・・市川耕太さん(22)
「福島の原発事故は終わって(収束して)いない。復興は全然進んでいない」。横浜市に住む市川耕太さん(22)は5月の連休、日本民主青年同盟の全国青年ボランティアセンターが呼びかけた、福島県内での被災者支援活動に参加しました。
福島 届け思い・・汚染された海・・悔しい
「再稼働反対」「原発ゼロ」の思いを乗せ6月2日、東京電力福島第1原発事故の被災地・福島県から、ふくしま復興共同センターの呼びかけで17台のバス、約700人が「6・2ノーニュークスデイ」に参加しました。 バスが到着し、続々
「ノーニュークスデイ」共同行動・・「国会包囲」に大合流
6月2日、東京都内でおこなわれた「ノーニュークスデイ」の共同行動。明治公園と芝公園、国会前で開かれた三つの集会は、「原発ゼロ」「再稼働反対」の声であふれました。 “収束宣言の撤回を”・・明治公園 原発ゼロ中央集会 東京・