東京電力福島第1原発で汚染された地下水が海に流出している問題で、東電は8月15日、1号機タービン建屋につながる地下溝にたまった水から、1リットル当たり1万1600ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表しました。 1号機
原発
1基も再稼働させない・・官邸前行動/各地で金曜行動
首都圏反原発連合(反原連)は8月16日、「原発なくせ」「再稼働反対」を訴える首相官邸前抗議をおこないました。福島第1原発では放射能汚染水が海に流出する危機的事態が続いています。原発推進の安倍晋三内閣に、3000人(主催者
防護服姿で手合わせ・・福島・大熊町お盆に墓参り
東京電力福島第1原発事故で全町避難を余儀なくされた福島県大熊町で、お盆の時期の立ち入りが初めて可能となり、政府が先行除染した墓地を8月15日に訪れた住民らは防護服姿で手を合わせました。 同原発から約2キロの地点にあり、「
揚水設備でくみ上げ開始・・福島第1/滞留汚染水210トン
東京電力は8月15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で放射性物質に汚染された地下水が海に流出している問題で、1、2号機タービン建屋東側の海岸近くに新たに設置した揚水設備で同日、地下水のくみ上げを始めたと発表しました
津波想定 泊原発「見直しを」・・規制委 高浜は修正報告
原子力規制委員会は8月14日、原発の再稼働の前提となる新規制基準への適合審査を開き、北海道電力泊原発3号機、関西電力高浜原発3、4号機の津波想定について検討しました。北海道電力には津波想定を見直すよう求めました。また、
もんじゅ「電力会社となれあい」・・政府方針に批判相次ぐ
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」で1万点の機器点検漏れが発覚した問題を受け、文部科学省がまとめた同機構改革方針案が電力会社頼みの運転管理体制になっていることに、8月14日に開かれた原子力規制委員会で批判が相
福島第1・・地下貯水槽が最大40センチ浮く
東京電力は8月13日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、4月に汚染水漏れが起きた地下貯水槽が最大40センチ浮き上がったと発表しました。 同原発には1~4号機の原子炉建屋の山側に七つの地下貯水槽があります。そのうち3
規制委 廃炉管理計画を認可・・福島第1 汚染水対策で“注文”
原子力規制委員会は8月14日、東京電力福島第1原発の廃炉に向けた長期的な安全管理に必要な措置として東電が提出した「実施計画」を認可しました。一方で、汚染水問題などで「依然としてリスク(危険)が存在」するとして、「さらなる
来月15日に原発稼働ゼロ・・関電 大飯4号機の定期検査申請
関西電力は8月14日、国内で唯一稼働中の大飯原発3、4号機(福井県おおい町)のうち、4号機の運転を9月15日に停止して定期検査に入ると原子力規制委員会に申請しました。3号機については9月2日に定期検査に入ることをすでに申
加速器事故で防止策報告書・・原子力機構など
茨城県東海村の加速器実験施設「J‐PARC」で5月に発生した放射能漏れ事故で、施設を運営する日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構は8月12日、事故の第3次報告書を原子力規制委員会と地元自治体に提出しました。
最大19ベクレルに訂正・・作業員汚染問題で東電
東京電力は8月12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で作業員10人の頭部や顔面が放射性物質で汚染された問題で、汚染の度合いを、最大で1平方センチメートル当たり10ベクレルとしていたのを同19ベクレルに訂正しました。
「安全なエネルギー供給に関する倫理委員会(独)」の報告書・・原発に倫理的根拠はない
福島第1原発事故を受けて世界に先駆け、2022年までの脱原発を決定したドイツ。その決定に大きな役割を果たした「安全なエネルギー供給に関する倫理委員会」の報告書を読みました(吉田文和、ミランダ・シュラーズ編訳『ドイツ脱原発
福島第1作業員が汚染・・熱中症対策の噴霧か
東京電力は8月12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で作業員10人の頭部や顔面が最大で1平方センチ当たり10ベクレルの放射性物質で汚染されたことを確認したと発表しました。熱中症対策で行っているミスト(霧)の汚染が原
福島第1 くみ上げ効果は未確認・・規制委の対策検討会で
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の敷地内の地下水が放射性物質に汚染され海へ流出している問題で8月12日、原子力規制委員会の2回目の汚染水対策検討ワーキンググループが開かれました。 1、2号機取水口の間の護岸近
新たな井戸の地下水位・・ガラス遮水壁より上/福島第1原発
東京電力は8月10日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)のタービン建屋海側に同日設置した観測用井戸で測定した水位が地上から約1・2メートルの深さのところにあると発表しました。井戸は、1号機、2号機のタービン建屋の海側に
汚染水緊急事態 福島第1原発 海洋流出・・東電手打たず、情報開示も先延ばし
東京電力は8月9日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で放射能汚染水の海洋流出が続いている問題で、1号機タービン建屋北端の海側に新たに設置した地下水観測孔で採取した水から1リットル当たり2万3000ベクレルのトリチウム
東電元幹部ら不起訴へ・・福島第1原発事故で検察
東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑などの告発を受理し、捜査している東京、福島両地検が、当時の東電幹部や政府関係者ら告発対象者を、不起訴処分とする方針を固めたことが8月9日、関係者への取材で分かりました
海洋放出許されない・・漁業者顧みない政府方針/東電、くみ上げ開始
東京電力福島第1原発で汚染された地下水が海に流出している問題で、8月8日開かれた国の汚染水処理対策委員会が出した方針は漁業者などの意見を顧みないものになりました。 同委員会事務局は、建屋の山側で地下水をくみ上げて海に放出
海 汚させない 原発ゼロに官邸前行動/各地で呼応
1日300トンもの放射能汚染水が海洋に流出する福島第1原発の非常事態に、首相官邸前では「海を汚すな」「原発再稼働やめろ」と怒りの声があがりました。8月9日おこなわれた首都圏反原発連合(反原連)の官邸前抗議行動。無反省に再
汚染水緊急事態 福島第1原発 海洋流出・・東電手打たず、情報開示も先延ばし
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、放射性物質で汚染された地下水が海へ流出していることが明らかになりました。以前から危険性を指摘されていたのに対策を取らないでいた東電はあわてて岸壁に水ガラスの遮水壁を設置する