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原発ゼロ一刻も早く・・官邸前で訴え響かせる

「再稼働反対」「輸出をするな」とコールする人たち=11月8日、首相官邸前
「再稼働反対」「輸出をするな」とコールする人たち=11月8日、首相官邸前

首都圏反原発連合(反原連)は11月8日、首相官邸前で78回目となる原発に反対する抗議行動を行いました。東京電力福島第1原発はいま、放射能汚染水が海へ流出し続ける非常事態です。こんな状況のなか、原発再稼働・輸出を進めようとする安倍晋三首相に、2300人(主催者発表)の参加者が「海を汚すな」「再稼働反対」「原発なくせ」と訴えました。

官邸前では、反原連のミサオ・レッドウルフさんが「国民のほとんどは原発はいらないと思っている。すみやかにこの意思を国の政策に」と訴えました。

大阪から初めて参加した男性(27)は「ボランティアで福島に行ったとき、人の住めない街を見て、原発の怖さを感じました。事故処理もできてないのに再稼働させようなんて、事故を繰り返したらどうするのか。早く廃炉にしてほしい」と話します。

東京都練馬区から参加した男性(48)は「(汚染水対策で)国が前面に出るといいながら、東電まかせの実態はほとんど変わってないし、問題は何も解決されてない」と批判します。

友人と一緒に初参加したフィンランド人の女性(46)は「日本でもこのような事故が起こったのだから、原発があるところに安全はありません。日本政府が事故処理にどう対応するのか、世界が厳しい目を向けています」と語りました。

国会正門前で吉良氏スピーチ

「原発なくせ」とコールする吉良議員=11月8日、国会前
「原発なくせ」とコールする吉良議員=11月8日、国会前

日本共産党の吉良よし子参院議員は8日、官邸前抗議行動に参加し、国会正門前でスピーチしました。

吉良氏は、福島県の浪江町議会の代表が日本共産党を訪問し「事故対応や除染、賠償は進んでいない。国を動かしてほしい」と訴えたことを紹介。「国は、被災者救済、事故の収束に責任を果たせ。知恵を結集して汚染水対策を行うべきだ」と述べました。

 

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