東京電力は7月26日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋5階中央付近から断続的に湯気らしいものが見えていた問題で、原子炉内の水蒸気が漏れている可能性があると発表しました。東電は、雨水が原子炉の熱で温めら
原発
“再稼働反対 すごい熱意”官邸前行動・・15%が初参加/この声、首相は聞け
「原発いらない」「再稼働反対」―。首相官邸前に力強いコールが響きます。首都圏反原発連合(反原連)が7月26日行った官邸前抗議行動。放射能汚染水の海洋流出など、福島第1原発で危機的な状況が続くなか、再稼働を推進する安倍晋三
東電の汚染水流出・・原発扱う資格に関わる不誠実/選挙まで公表せず
東京電力が事故を起こした福島第1原発から放射性物質を含んだ汚染水が海に流れ出ていることがわかっていながら、参院選が終わる今週初めまで公表を控えていた疑いが濃いことが発覚しました。海に流れ出た汚染水は魚や貝を汚染します。あ
玄海原発の論点を提示・・規制委・再稼働審査 活断層など指摘
原子力規制委員会は7月25日、原発再稼働の前提となる新規制基準への適合性を審査する3回目の会合を開き、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)3、4号機、同川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)、四国電力伊方原発3号機(愛媛県
福島第1原発6号機 原子炉冷却が一時停止・・事故の教訓を生かせぬ東電
東京電力は7月25日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)6号機の原子炉冷却系が午前10時16分に停止したと発表しました。6号機の非常用ディーゼル発電機の試験のため、配電盤を停止したところ、原子炉冷却系も止まったといいま
東電の「裏切り行為」全漁連など厳重抗議・・汚染水流出 「風評拡大に懸念」
「我々が最も懸念していた事態」「全国の漁業者・国民に対する裏切り行為であり、極めて遺憾」―。東京電力福島第1原発で放射能汚染水が海に流出していた問題で、全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)などは7月25日、東電に対して「
「日ごとに体に疲れ」福島避難者が陳述・・福井・大飯原発訴訟
全国で唯一稼働している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対する運転差し止め訴訟の第3回口頭弁論が7月24日、福井地裁(樋口英明裁判長)で開かれました。原告側は、福島県から石川県に避難して2年5カ月になる男性(
“原発事故の避難で精神的苦痛”・・山形227人、新潟354人が提訴
東京電力福島第1原発事故による避難生活で精神的苦痛を受けたとして、山形県内に避難している227人が7月23日、東京電力と国に対し、慰謝料を求め山形地方裁判所に集団提訴しました。 原発事故被害者救済山形弁護団(安部敏弁護団
「替え玉受験のよう」 泊原発解析流用・・田中委員長が批判
原子力規制委員会の田中俊一委員長は7月24日の記者会見で、新規制基準への適合性審査で、審査を保留した北海道電力泊原発1、2号機(北海道泊村)について、同社が申請書に、システムの違う原子炉の解析結果を流用したことは″替え玉
湯気周辺 2170ミリシーベルト・・福島第1
東京電力は7月24日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋5階中央付近から18日以後湯気のようなものが見えていた問題で、湯気の上がった場所や、格納容器の上に当たる箇所の放射線量を、遠隔操作式クレーンを使っ
規制委員長、地元無視の発言・・福島第1原発 処理ずみ汚染水 海へ
東京電力福島第1原発で放射能汚染水が増え続けている問題に関し、原子力規制委員会の田中俊一委員長は7月24日の定例会見で、「(放射性物質の)濃度が十分低いものは捨てられるようにしないと、にっちもさっちも行かなくなる」と述べ
原子力規制委 原電申し立て却下・・敦賀2号機の影響評価
日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の原子炉直下に活断層があると判断した原子力規制委員会は7月24日、活断層が動いた場合に、プールに保管されている使用済み核燃料への影響を評価して報告するよう命じたことに対し、原電
「新規制基準」を斬る・・原発をなくす全国連絡会が学習会
全労連や全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は7月22日、東京都内で学習会「原発『新規制基準』と審査体制を斬る」を開きました。昨年(2012年)10月から連続学習会を開いており、今回は4回目
漁協、試験操業延期も・・福島第1汚染水流出 東電が説明
東京電力は7月23日、福島第1原発で放射性物質で汚染された地下水が海に流出した問題について、地元のいわき市漁業協同組合(福島県いわき市)に説明しました。東電は、原子炉建屋の地下などにたまっている汚染水増加抑制策として汚染
泊原発1・2号機「審査保留」・・規制委「明らかに準備不足」/大飯原発、3度調査へ
原子力規制委員会は7月23日、原発の新規制基準への適合性について審査を実施し、12日に申請された九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)について初の審査を行ったほか、8日に申請があった4社5原発10基についての論点を提示しました
「海に流出」初めて認める・・東電 福島第1の汚染地下水
対策遅れ否めず 東京電力は7月22日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)敷地内で海側の観測井戸の地下水から高濃度の放射性物質が検出されている問題で、地下水が海へ流出していたことを初めて認めました。 東電が1~4号機のタ
震災・原発 忘れさせない・・山形で行進
山形県幸せの脱原発日曜ウオーキングが7月21日、山形市内で行われました。 幸せの脱原発ウオーキングの横断幕を先頭に、手作りプラカードを持ったり、ゼッケンをつけたりして東北電力山形支店前など山形市内を行進しました。 行進前
「避難に不安」8割、「収束せず」9割・・世論 さらに否定的
7月17日に周かれた原子力委員会で、広瀬弘忠東京女子大学名誉教授が報告した「原子力発電をめぐる世論の変化」に関する調査では、国民の原発リスクに関する意識の深化や原子力防災対策への不満が浮き彫りになりました。(20日付既報
福島第1 3号機の湯気 温度測定指示・・原子力規制委
原子力規制委員会(田中俊一委員長)は7月19日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋屋上の5階から湯気のようなものが上がっていた問題で、発生場所の温度分布を赤外線センサーで測定するなどして、湯気が
100ミリ超、2000人近くに・・福島第1 作業員の甲状腺被ばく 公表の11倍
東京電力福島第1原発事故の緊急作業に従事した作業員のうち、長期健康管理の対象となる甲状腺の被ばく線量(等価線量)が100ミリシーベルトを超えたと推計される人が1973人になったことが、7月19日までの東電の調べで分かりま