東京電力福島第1原発事故で緊急避難を強いられ、持病の薬も持ち出せないまま妻が白血病で死亡したとして、福島県浪江町の70代の男性が東電に慰謝料などを求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で和解が成立しました。東電が約1500
原発
東電は慎重作業を・・核燃料取り出しNPO法人声明
NPO法人「原子力資料情報室」は11月14日、東京電力が今月中旬にも始めようとしている、福島第1原発4号機の使用済み燃料プール内の核燃料の取り出しについて、「慎重な作業を求める」声明を発表しました。 声明は、作業中に燃料
福島第1 タンク北71万ベクレル検出・・観測井戸全ベータが上昇
東京電力は11月12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、8月に300トンの汚染水漏れが発覚したタンクの北側の観測用井戸で10日に採取した水から1リットル当たり71万ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ
ついのすみか奪われ・・福島原発訴訟住民ら口頭弁論
東京電力福島第1原発事故で、被災者が国と東電に原状回復と損害賠償を求めた裁判の第3回口頭弁論が11月12日、福島市の福島地裁(潮見直之裁判長)で行われました。 今回から「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟
福島原発の被害、救って・・避難・汚染地域住民ら国会請願デモ
原発事故の被害者救済を求めて市民約150人が11月12日、国会請願デモを行いました。主催は「原発事故被害者の救済を求める全国運動」。 東京電力福島第1原発事故の被災者を支援する「子ども・被災者支援法」の十分かつ具体的な施
反原発団体に大量メール・・着信149万通 成り済ましも
脱原発などを訴える20を超える市民団体などに計200万通を超える大量のメールが送りつけられていたこと11月11日、明らかになりました。 脱原発弁護団全国連絡会共同代表の海渡雄一弁護士らによると、メールは9月18日ごろか1
放射能汚染 魚検、査国の責任で・・水産考える会が討論会
漁業関係者や消費者でつくる「21世紀の水産を考える会」は11月9日、「海とさかなの放射能汚染を考える」と題する討論集会を東京都内で間きました。 1985年から高校生とともに、ビキニ水爆実験被災船員の調査を28年間続けてき
放射線健康影響で初会合・・環境省 来年度中に中間報告
東京電力福島第1原発事故により、子どもや妊婦らが受けた放射線による影響を評価する環境省の専門家会議(座長・長滝重信長崎大名誉教授)は11月11日、都内で初会合を開きました。 専門家会議は、原発事故の被災者を支援する「子ど
福島第1 タンク側面高線量・・つなぎ目付近に水滴跡/タンク北の観測井で、3日連続で最高値検出
東京電力は11月11日、福島第1原発の汚染水タンクの1基で、側面に水滴の跡を発見したと発表しました。跡からは、1時間当たり30ミリシーベルトと高い放射線量を計測。東電は「雨水の跡の可能性もあるが、汚染水漏れの恐れも否定で
福島帰還へ規制委案・・避難者 不信の声/除染では1ミリシーベルト→帰還では20ミリシーベルト
原子力規制委員会の東京電力福島第1原発事故で避難した住民の帰還に向けた防護措置などの考え方を検討する検討会合が11月11日開かれ、避難した住民の帰還に向けた取り組みに関する「基本的考え方」の案が示されました。 案は、地域
再稼働反対・原発ゼロへ・・九州沖縄集会に1万人
「原発の再稼働を許さない」の一点で個人・団体の結集を呼びかけた「さよなら原発!11・10九州沖縄集会」(同集会実行委員会主催)が11月10日、福岡市の舞鶴公園で開かれ、約1万人が集い、パレードしました。 集会は、前回(2
全面救済と原発ゼロを、福島原発訴訟のめざすもの・・馬奈木厳太郎・原告弁護団事務局長に聞く
東京電力福島第1原発事故で、国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた福島原発訴訟の第3回口頭弁論が11月12日い福島市の福島地方裁判所(潮見直之裁判長)で行われます。今回から南相馬市や浪江町などの避難者14世帯26人が5
甲状腺検査で390件集計ミス・・原発事故で福島県
福島県は11月8日、東京電力福島第1原発事故を受け、当時18歳以下を対象に実施している甲状腺検査の結果について、計390件の集計ミスがあったと発表しました。経過観察や通常診療への移行など2次検査の結果を集計する際、分類を
タンクの堰 水漏れ発見・・福島第1原発/北側の観測井戸で全ベータ検出
東京電力は11月9日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で午後1時11分ごろ、4号機西側のH‐6エリアにある汚染水貯留タンクの周りを囲う堰(せ き)内の水が外に漏れているのを発見したと発表しました。堰内には深さ12セン
志賀原発は廃炉に・・石川 県民集会に600人の熱気
北陸電力志賀(しか)原発のある石川県志賀町で9日、志賀原発の再稼働反対・廃炉を求める県民集会が行われました。能登地区を中心に、隣の富山県からも続々とつめかけ、約600人の参加者で熱気に包まれました。 24人の呼びかけ人を
原発マネー申告せず・・規制委 検討会委員10人に4000万円
原子力規制委員会が原発の新規制基準策定などのため設置した検討会に参加した外部の専門家のうち、確認できただけで10人が電力会社や原発メーカーなどから受け取った寄付や研究費の一部を申告していなかったことが11月9日、時事通信
身辺調査制度づくりで暴言・・“子が難病の原発職員は情報漏えいリスク高い”
原発など原子力施設で働く民間人への身辺調査制度づくりを話し合う原子力規制委員会の外部専門家会議「核セキュリティに関する検討会」で、委員の櫻井敬子学習院大学教授が「子どもが難病で、非常に治療費が高額になる従業員の場合だと、
規制委 地震対策厳しく批判・・九電の川内・玄海審査説明
地震などの対策に関する原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査の会合が11月8日開かれました。川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)と玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の審査を申請する九州電力の説明に対し、規制委側か
年20ミリシーベルト目安「話が違う」・・避難解除方針 困惑する住民/田村市都路地区
東京電力福島第1原発事故から11月11日で2年8カ月。政府は「全員帰還」の方針を転換させ、高い放射線量の地域を念頭に移住の選択肢も示す方向を打ち出す一方で、避難指示解除準備区域での避難指示解除へ動きを加速させています。同
原発ゼロ一刻も早く・・官邸前で訴え響かせる
首都圏反原発連合(反原連)は11月8日、首相官邸前で78回目となる原発に反対する抗議行動を行いました。東京電力福島第1原発はいま、放射能汚染水が海へ流出し続ける非常事態です。こんな状況のなか、原発再稼働・輸出を進めようと