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トリチウムは800兆ベクレル・・福島第1汚染水

東京電力は1月15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で貯蔵されている放射能汚染水に含まれる放射性物質のトリチウム(3重水素)が800兆ベクレル以上あるという試算を、政府のトリチウム対策を考える部会で明らかにしました。

現在、タンクに貯蔵されている約40万トンの汚染水に817兆ベクレル、タービン建屋、原子炉建屋などにたまっている汚染水には58兆ベクレルのトリチウムが含まれているといいます。合計すると、原子炉が6基ある福島第1原発での国によるトリチウムの年間放出限度(22兆ベクレル)の約40倍に相当します。

東電は、汚染水に含まれる放射性物質を低減すため、多核種除去設備(ALPS=アルプス)を試運転して水処理を進めていますが、アルプスではトリチウムを除去することはできません。

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