原子力規制委員会は12月8日、非公開会合を開き、特定秘密保護法が10日に施行されるのを前に、規制委が保有する情報を検討しました。その結果、現時点では同法が定める「特定秘密」の要件を満たす情報がないと判断し、指定を行わな
原発
原発ゼロ 実現できる・・政治決断こそ責任ある道
安倍自公政権は、原発反対の国民多数の声に耳を貸さず、原発再稼働に躍起です。この暴走を許すのかどうか、大きな分かれ道の選挙です。日本共産党は、原発再稼働ストップ、「原発ゼロの日本」への転換を訴えています。(君塚陽子、三木
原発が地域にもたらしたもの・・「シカとスズ〜勝者なき原発の町」 テレビ金沢
今年(2014年)の5月30日深夜、石川県内だけで放送されたテレビ金沢制作のドキュメンタリー番組が、日本民間放送連盟賞のテレビ報道部門優秀賞に輝きました。「シカとスズ〜勝者なき原発の町」。原発が地域に何をもたらしたのか
大飯・高浜原発 再稼働差し止めを・・福井地裁 住民ら仮処分申し立て
関西電力の高浜原発3、4号機(福井県高浜町)と大飯原発3、4号機(同おおい町)の再稼働差し止めを求めて県内外の住民らが12月5日、福井地裁に仮処分を申し立てました。 申立人は県内の3人と関西圏の6人の計9人で、いずれ
2号機トレンチでセメント注入進む・・福島第1
福島第1原発2号機タービン建屋から海側に延びる海水配管トレンチ(地下トンネル)にたまっている高濃度の放射能汚染水の抜き取りが難航している問題で、東京電力は12月4日、トレンチを特殊なセメントで埋める工事の進ちょく状況を
再稼働ノーの声を聞け・・官邸前
首都圏反原発連合(反原連)は12月5日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。原発事故が起きた福島や原発立地県の新潟で選挙演説をしながら、原発再稼働問題を一言も語らなかった安倍晋三首相。1600人の参加者(主催者発表)は、
自然エネで豊かな日本を・・消費者・事業者などシンポ
電力会社の「買い取り保留」など自然エネルギーを妨げる動きがあるなか、全国各地で自然エネルギーに取り組む消費者、事業者、環境団体などが「自然エネルギーで豊かな日本を創ろう!アクション」を始めました。12月4日、東京都内で
「もんじゅ」の破砕帯・・次回、論点を議論 規制委
活断層の可能性が指摘されている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉建屋直下を走る破砕帯(断層)について、原子力規制委員会の専門チームの第2回評価会合が12月4日、開かれました。次回は専
安倍首相に疑問と批判・・原発の地元で再稼働触れず/新潟・柏崎
安倍晋三首相は12月3日、新潟県柏崎市内で街頭演説しましたが、世界最大の原発・東京電力柏崎刈羽原発を前に、原発再稼働問題にいっさい言及しませんでした。演説を聞きに行った有権者から疑問と批判の声が出ています。新潟日報電子
原発敷地内断層・・新知見は審査で判断/規制委
原子力規制委員会は12月3日の定例会合で、専門家による敷地内断層(破砕帯)調査について、一度評価がまとまった場合は、事業者から新たな知見が示されても専門家会合を開かず、規制基準への適合性審査の場で判断するとしました。
“福島に生きる”安心して泳げる海戻せ・・全日本港湾労働組合 小名浜支部書記長・草野一浩さん(45)
「常に放射能のことを意識して暮らした3年8ヵ月でした」と言うのは、全日本港湾労働組合小名浜支部書記長の草野一浩(かずひろ)さん(45)です。 福島県いわき市の小名浜で船舶貨物の搬入・積出をしています。 小名浜港は、
原発維持優遇策を検討・・経産省原子力小委 中間整理案 & 福島第1の2号機 冷却再開は5時間後
安倍政権が11月4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」の原子力分野の方針を具体化するための議論を行っている経済産業省の審議会「原子力小委員会」が27日に開かれ、原発を保有する事業者が「リスクがある中でも主体的に事業を
原発ゼロこそ民意・・官邸前
首都圏反原発連合(反原連)は11月28日、首相官邸前や国会周辺で原発に反対する抗議行動を行いました。「福島を返せ」「原子力 無責任」などと書かれたプラカードや、ペンライトを持って1600人(主催者発表)が参加。「川内原
“原発事故、子どもへの影響心配”・・いわき市民訴訟原告・保育士 草野美由紀さん(47)
「思いやりがあり、そして正しいことは正しい、間違ったことには違うと言える子ども」。福島県いわき市で保育士をする草野美由紀さん(47)の子ども観です。 「子どもが好きで保育士になって27年。背中にいつ爆発
福島第1原発2号機・・プールの冷却停止 &川内審査申請内容・・再び補正へ
東京電力は11月27日、福島第1原発2号機の使用済み燃料プールの冷却が停止したと発表しました。原因は調査中です。 東電によると、27日午後4時45分ごろ、2号機使用済み燃料プールの冷却に使われるポンプが自動停止しまし
福島第2廃炉求める・・東電に郡山市議会 &コメ汚染の原因、がれき撤去否定‥規制委
福島県郡山市議会災害復興対策特別委員会が11月25日開かれ、参考人招致した東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)に議会の総意として福島第2原発の廃炉を求めました。 日本共産党の橋本憲幸市議が「県議会と全市町村が
老朽高浜2基 延長狙う・・稼働40年 関電が来月点検
関西電力は11月26日、老朽化した高浜原発1、2号機(福井県高浜町)について、運転期間を延長するため、原子炉などの劣化状況を調べる特別点検を12月上旬から実施すると発表しました。全国48基の原発のうち、高浜原発1、2号
地震揺れ想定過小・・福井の原発訴訟 住民ら主張/大津地裁
福井県にある関西電力の大飯、高浜、美浜の各原発11基の再稼働差し止めを求めた訴訟の第4回口頭弁論が11月25日、大津地裁でありました。 原告の住民らは、2004年の北海道留萌支庁南部地震や1984年の長野県西部地震を
住民の申し入れに無責任答弁 東電・電事連・規制委・・原発センターが事故対策求める
原発問題住民運動全国連絡センター(伊東達也筆頭代表委員)は11月25日、東京電力と電気事業連合会、原子力規制委員会に申し入れました。福島第1原発事故の責任を明確にしたうえで事故収拾対策と被災者への賠償、被災地の復興対策
“福島に生きる” 危険事故黙っていられぬ・・生業訴訟の最高齢原告・元原発関連技術者 遠藤幹也さん(90)
「慙愧(ざんき)に耐えない。黙っているわけにはいかない」。福島県川俣町に住む遠藤幹也さん(90)は、東京電力と国を被告にした生業(なりわい)訴訟の原告になった思いをそう語ります。 ■リスク知ってた 60年以上前、東芝