15歳だった少年に福島市で放射性物質の除染作業をさせたとして、愛知県警は2月18日、労働基準法違反の疑いで、名古屋市守山区にある建設土木会社の社員の容疑者(49)=福島市=を逮捕しました。容疑をおおむね認めているといいます。
逮捕容疑は昨年(2014年)7月、愛知県北名古屋市の少年(16)に、福島市南矢野目の商業施設で草木の刈り取り、土壌除去などの除染作業をさせた疑い。
県警少年課によると、少年は日当3000円の約束で5日間ほど除染に従事。現場から逃げ、母親が警察署に相談しました。「同世代の作業員が複数いた」と説明しています。
(「しんぶん赤旗」2015年2月19日より転載)