原子力規制委員会が関西電力高浜原発(福井県)の3、4号機について、原発の新しい規制基準に「適合」しているとの審査書を決定しました。これをうけ安倍晋三内閣と電力業界は、すでに規制基準に「適合」していると審査されている九州
原発
高浜の再稼働反対・・官邸前
首都圏反原発連合(反原連)は2月13日、原発に反対する首相官邸前抗議行動を行いました。川内原発に続き、高浜原発についても原子力規制委員会が再稼働の前提となる審査書を決定。安倍首相は施政方針演説で「再稼働を進める」と表明
太陽光発電 環境壊さぬ設置を・・田村参院議員質問 大規模開発に対策求める
日本共産党の田村智子議員は2月10日、参院決算委員会で、メガソーラー(大規模太陽光発電施設)の設置に伴う森林伐採などの大規模開発について適切な対策や規制をするよう求めました。 田村氏は、山梨県で、富士山麓の国立公園敷
福井県と高浜町“必要なら訪問”・・再稼働賛同へ経産省
宮沢洋一経済産業相は2月13日の閣議後記者会見で、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の審査書決定を受けて、「政府として再稼働を進めていく」との方針を表明しました。再稼働に不可欠な地元同意については「必要があれば福井県
甲状腺がん、1人確定・・福島県子ども健康調査2巡目
東京電力福島第1原発事故を受け、当時18歳以下の県民を対象に実施している甲状腺検査で、福島県は2月12日、2巡目の検査で、昨年12月末現在、8人が甲状腺がんやその疑いと診断されたことを明らかにしました。同10月末現在か
不十分な避難計画 半島先の住民 陸海とも被ばくの恐れ・・5~30キロ圏 通常線量1万倍で指示
原子力規制委員会は、再稼働に反対する多数の世論に反して、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)が新規制基準に適合したとする審査書を決定しました。しかし、国際原子力機関(IAEA)が多重防護の一環として求める、原発事
安全より利益優先・・高浜原発「適合」審査に怒り
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)について、原発の新規制基準に「適合」したとする審査書が原子力規制委員会で決定されたことに対し、各地から怒りの 声が上がっています。 事故の教訓学ばず
規制委 高浜原発の「適合」決定 「無謀な判断」怒りの声・・藤野衆院議員 撤回求め談話
原子力規制委員会は2月12日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)について、再稼働の前提となる新規制基準に「適合」とする審査書を決定しました。規制委の決定は、九州電力川内原発1、2号機に続いて2件目です。各地から「再稼
規制委前で抗議・・市民グループなど行動 & 審査書決定に民医連が抗議
原子方規制委員会が関西電力高浜原発3、4号機について新規制基準に「適合」したとする審査書を決定したことに対し、原子力規制を監視する市民の会などのグループは12日、規制委が入る東京都港区のビル前で抗議行動を
原発被害110番に137件/賠償の対象や時効、風評…・・全青司が一斉無料相談
全国青年司法書士協議会(全青司)は2月11日、東京電力福島第1原発事故の被災者や自主避難者などの電話相談に無料で応じる「原発事故被害全国一斉110番」を行いました。 相談件数は137件でした。賠償の対象や時効、賠償に
地震想定評価は過小・・愛媛・伊方差し止め訴訟 原告が訴え
伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働を国に申請している四国電力に対し、県内外の1338人が起こしている運転差し止め訴訟の第10回口頭弁論が2月10日、松山地裁(西村欣也裁判長)でありました。 原告側は、伊方原発から約5キ
処理水放出「5年以内」・・規制委 & 凍土壁めぐり、慎重判断意見・・規制委専門委
東京電力福島第1原発で、高濃度放射能汚染水から多くの放射性物質を取り除いた処理水を貯蔵するタンクが増え続けている問題で、原子力規制委員会は2月9日の専門家会合で、当初「2017年以降」という案が出されていた処理水の海洋
大震災・原発事故4年 被災者の声・・ボランティアに涙 ローン重なり不安
東日本大震災、東京電力福島第1原発事故からまもなく4年になります。被害の様相、復興の進捗(しんちょく)は地域により異なります。被災者の実情と思いを聞きました。 岩手・釜石 岩手県釜石市は東日本大震災の死者・行方不明者
原発の建て替え要求・・経産省、原産協会ら
経済産業省は1月末、「長期エネルギー需給見通し小委員会」をスタートさせました。火力、原子力、再生可能エネルギーをどのような比率で組み合わせて2030年時点の総発電量をまかなうのか議論を進めます。原発の比率をいくらにする
廃業・倒産余儀なくされる 賠償打ち切りは責任放棄 ・・東電の撤回求める 参院決算委 福島原発事故で倉林議員
「賠償打ち切りは、国や東京電力による加害者責任の放棄だ」――。日本共産党の倉林明子議員は2月9日の参院決算委員会で、福島第1原発事故による避難区域外事業者への賠償を今年2月に打ち切るとする東電方針の撤回を求めました。
使用済みMOX 127トン・・行き詰まる核燃サイクル
原発の使用済み核燃料を再処理したウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料のうち、各地の原発などで既に使った分が国内に少なくとも127トン保管されていることが2月7日、日本原子力研究開発機構や電力各社への取材などで分
賠償打ち切り 営農に困難・・東京電力方針に切実な声 紙議員、福島市のJAと懇談
日本共産党の紙智子参院議員は2月6日、福島市のJA福島中央会と、原発事故による避難指示のため同市に本店機能を移しているJAふたばを訪れて懇談しました。いずれも東京電力による営業損害賠償打ち切り案はJAと農業者に大変な困
彼らに原発の運転をまかせるのは、とても怖い・・サイエンスライター 添田孝史さん
「実態を知るにつれ、彼らに原発の運転をまかせるのは、とても怖い」とサイエンスライターの添田孝史さんが書いています(『原発と大津波 警告を葬った人々』)。「彼ら」とは規制当局と、東京電力をはじめとする電力会社のことです。
福島 自然エネ100%へ挑む・・会津電力/県農民連
2011年3月の東京電力福島第1原発事故で未曽有の被害を受けた福島県では、県内原発の全基廃炉と、自然エネルギー100%をめざしています。原発に固執する国と電力会社による逆流に負けず、「ここから自然エネルギーを全国に広め
ヨウ素剤配備 30キロ圏外も・・新潟県が要請
新潟県は2月6日、原子力規制委員会に対して、原発事故時に甲状腺被ばくの低減を目的とする安定ヨウ素剤について、半径30キロ圏外でも服用できるよう配備することなどを求める要請書を握出しました。 規制委は30キロ圏外の事故