日本共産党の藤野保史議員は5月28日の衆院原子力問題調査特別委員会で、原子力発電所の新規制基準適合性における「経理的基礎」(コスト負担能力)の審査について質問しました。 藤野氏は、原子力規制委員会の経理的基礎の審査対
原発
旧動燃の不当差別告発・・茨城 元職員支援のシンポ/7月提訴へ
高速増殖炉「もんじゅ」を持つ日本原子力研究開発機構の前身、旧動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の職場で、原子力の安全にモノ言う労働者が嫌がらせや差別を受けた「旧動燃不当差別事件」を支援するシンポジウムが5月30日、茨城県
運転延長で審査・・高浜1・2号機
原子力規制委員会は5月28日、運転開始から約40年を迎えた関西電力高浜原発1、2号機(福井県)について、関電が申請した20年間の運転延長を認めるかどうかの審査を始めました。老朽化の影響や、今後の保守管理方針を審査します
川内原発審査終了 新基準施行後初めて・・住民の不安置き去り
原子力規制委員会は5月27日、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の重大事故対策の体制などを定めた「保安規定」を認可しました。川内原発1、2号機は、13年7月の新規制基準施行後初めて、基本設計などの許認可で、審査を終
川内再稼働ストップ 311キロデモ福岡到着・・九電に署名提出
川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働ストップを求めて「3・11鹿児島集会実行委員会」が鹿児島市から福岡市の九電本店をめざしてきた「311キロ・リレーデモ」は5月27日、同社本店前に到着しました。12日間で311キロの
東電が処理「完了」発表・・福島第1タンク汚染水 リチウム除去できず、3割は再処理必要
東京電力は5月27日、福島第1原発のタンク群にためていた高濃度汚染水について、多核種除去設備(ALPS=アルプス)などによる処理を、タンク底部の残水を除いてすべて完了したと発表しました。 東電は「汚染水によるリスク低
高浜原発1、2号機の審査・・防火対策に疑問/規制委
原子力規制委員会は5月26日、40年超の運転延長を前提とした関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の新規制基準への適合性審査会合を開きました。関電が説明した防火対策に対し、規制委側から、施工の信頼性などで多くの疑問
原発割合めぐり3委員から意見・・電源構成で有識者会議 & 次期委員を参与に任命・・原子力規制委
2030年時点での電源構成(エネルギーミックス)などを検討している経済産業省の有識者会議が26日開かれました。前回の会議(4月28日)で事務局が示し、坂根正弘委員長(小松製作所相談役)に一任された「長期エネルギー需給見
“福島に生きる”NPT会議に参加 石堂祐子さん(56)
「5年後も行きたいです。福島をもっとアピールしないといけないと思いました。これで終わらせたくありません」と話すのは、福島県原水協の石堂祐子さん(56)です。 4月27日から5月22日まで、ニューヨークの国連本部で開催
浜岡原発 燃料プール余裕乏しく・・再稼働なら2年で切迫
中部電力浜岡原発(静岡県)で1、2号機が廃炉になったため、使用済み燃料プール全体の貯蔵容量が減少し、残る3基が再稼働すれば2年余りで切迫した状態に陥ることが5月23日、分かりました。3月末時点で、全国の原発のうち最もプ
反原連が新リーフレット作製・・“原発やめ新エネヘ転換”
首都圏反原発連合(反原連)は、原発をやめて太陽光など新しいエネルギーヘの転換を訴えるリーフレット「NO NUKES MAGAZINE(ノーニュークスマガジン)エネルギーシフト編」(写真)を作製し、配布を開始しました。
住民ら原告団結成・・福島・浪江町津島地区 7月にも提訴
東京電力福島第1原発事故による放射能汚染のため帰還困難区域になっている福島県浪江町津島地区の住民たちが5月23日、二本松市で「福島原発事故津島被害者原告団」結成総会を開きました。早ければ7月末にも第1次訴訟に踏み切るこ
最終処分場 候補地選定撤回を・・千葉市民と共産党国に申し入れ
千葉市中央区蘇我町の東京電力千葉火力発電所敷地内を放射性廃棄物の最終処分場候補地として選定した問題で、原発再稼働に反対する千葉市の「つながろう福島 チバでも」実行委員会(竹山洋司代表委員)と日本共産党中部地区委員会は5
住宅提供継続を要請・・自主避難者支援 共産党が福島県に
自主避難者への住宅提供を福島県が2017年3月で終了する方針を固めたとの報道を受け、日本共産党福島県議団(団長=神山えつこ県議)は5月22日、県に住宅提供継続などを申し入れました。 神山県議らは、避難者が住宅提供期間
官邸前抗議 150回目 ・・「稼働ゼロは私たちの力」
首都圏反原発連合(反原連)は22日、原発再稼働に反対する首相官邸前抗議行動を行いました。2012年3月から始まった行動はこの日で150回目。安倍晋三政権は川内、高浜、伊方の各原発の再稼働を狙っています。1300人(主催
伊方原発審査書案 ・・避難計画抜きは人命の軽視だ
原子力規制委員会(田中俊一委員長)が、東京電力福島原発事故後の基準ですでに審査を終えた九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)や関西電力高浜原発3、4号機(福井県)に続いて、愛媛県の四国電力伊方原発3号機について審査書の
原発新増設も可能に・・藤野氏が電事法改定案批判
日本共産党の藤野保史議員は5月15日の衆院経済産業委員会で、電気事業法改定案に原発の新増設や建て替え(リプレース)を可能にする条項が含まれていると指摘しました。 指摘したのは法案の附則74条1項、2項です。 1項は
核ゴミ最終処分 国が前面・・再稼働推進で国民反発
政府は5月22日、原発の使用済み核燃料や再処理で発生する「死の灰」を大量に含む高レベル放射性廃棄物(「核のゴミ」)の最終処分に関する新たな基本方針を閣議決定しました。 処分地選定について、地方自治体が受け入れを表明す
原発ゼロ、温暖化対策求める・・公害地球懇が署名を提出
公害被害者の団体や支援する弁護団、労働組合、女性団体などでつくる公害・地球環境問題懇談会は5月22日、国会内で集会を開き、「原発ゼロと温暖化対策の着実な実行を求める署名」1万7286人分を衆参議長に提出しました。 署
川内2号機も工事認可・・規制委員会
原子力規制委員会は5月22日、九州電力川内原発2号機(鹿児島県)について、各設備や機器の設計内容を示した工事計画を認可しました。原発の新規制基準が施行されて以降、工事計画の認可は同原発1号機に続いて2基目。 規制委は