九州電力川内原発1号機の再稼働が迫る中、運転差し止め訴訟の原告・弁護団が8月7日、県庁で記者会見し、「原発が稼働しなくても電力が不足することはなかった。断じて再稼働は許さない」との声明を発表しました。
森雅美弁護団長は「決して諦めない。再稼働する今後が戦いだ」と強調。原告団長で同原発がある薩摩川内市の森永明子さん(44)は「福島から避難してきた方が、事故が起きる前になぜもっと反対しなかったのかと話していた。あの時もっと頑張っておけばよかったと思わないよう、できることはしておきたい」と述べました。
(「しんぶん赤旗」2015年8月8日より転載)