8月11日にも九州電力川内(せんだい)原発の再稼働がねらわれるなか、首都圏反原発連合(反原連)は8月7日夜、毎週金曜日の首相官邸前抗議をおこないました。4800人(主催者発表)が参加し、「再稼働反対」「原発やめろ」とコール。国民の声を無視して再稼働をすすめる安倍晋三政権に対し、怒りの声を突きつけました。
「安倍(首相)ふざけるな!」。抗議行動は、この訴えで始まりました。東京都杉並区から抗議行動に参加し続けている男性(34)は「すべての原発がなくなるまで諦めることはありません。明日から川内原発の現地へも行って声をあげます」といいます。
美術関連の仕事をしている同足立区の女性(27)は、初めて参加しました。「インターネットで知って参加しました。原発反対、安倍政権にも反対です」
同江戸川区に住む女性(66)、同区の男性(69)は「原発ゼロを願う声を無視する安倍政権は許さない。一人でも多く抗議の声を届けたい」と話しました。
日本共産党の笠井亮、藤野保史の両衆院議員が参加し、スピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2015年8月8日より転載)