公害・地球環境問題懇談会(JNEP)は1月9日、東京都内でCOP21代表団報告集会「『地球・共生・未来』を求めて」を開き、約60人が参加しました。 COP21(国連気候変動対策会議)は昨年11〜12月にパリで開かれ、
原発
大飯原発で照明電源発火・・福井 関電が公表
関西電力は1月7日、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)で昨年12月、仮設照明用の電源箱が発火したと発表しました。作業員が火を消し、原子炉施設への影響やけが人はなかったといいます。関電はケーブルをつなぐ端子の締め付けが
原発ゼロへ政権倒す・・反原連 今年初の官邸前行動
首都圏反原発連合(反原連)は1月8日、今年初の首相官邸前抗議行動を行いました。原発利益共同体から自民党が約7億円もの献金を受け、安倍晋三内閣が原発再稼働や輸出に突き進んでいます。参加者から「今年こそ原発ゼロに」「原発な
規制委 新基準の審査で議論・・浜岡・大間の敷地内断層 & 敦賀1号機の配管で水漏れ
規制委 新基準の審査で議論・・浜岡・大間の敷地内断層 原子力規制委員会は1月8日、中部電力浜岡原発(静岡県)、電源開発大間原発(青森県)の新規制基準に対する適合性審査を行い、敷地内断層について初めて議論しました。両原発
免震重要棟設置“許可の前提”・・規制委員長 九電の撤回表明で & 浜岡2号機で作業中に火炎
免震棟設置“許可の前提”・・規制委員長 九電の撤回表明で 九州電力が川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で事故対応拠点として計画していた免震重要棟の設置を撤回したことについて、原子力規制委員会の田中俊一委員長は1月6日の会見
高浜再稼働決定に不服・・名古屋高裁金沢支部 住民側が保全抗告
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働を認めた福井地裁決定を不服として、住民側は1月6日、名古屋高裁金沢支部に保全抗告しました。 福井地裁は昨年12月の異議審決定で、原発の新規制基準などを合理的と判断し、
原発ケーブル違反続々・・規制の在り方問われる
原発の新規制基準に反して安全設備関連のケーブルが分離されていなかった問題で、全国の原発で同様の問題がないかどうかの調査がどこまで行われるか注視されていました。しかし、原子力規制委員会が、国内で唯一運転中の九州電力川内原
各原発ケーブル違反調査へ・・規制委が指示 川内・高浜は対象外/安全上重大
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)で、安全施設関連のケーブルが新規制基準に反していたことを受けて原子力規制委員会は1月6日、全国の原発に同様の問題がないか調査することを指示しました。しかし、運転中の九州電力川
温暖化進行で電力供給低下も・・影響軽減へ新技術投資を訴え/オーストリアの研究所が論文
地球温暖化の進行で水資源の温度や量が変化した場合、将来的に電力供給が著しく低下しかねないとの研究が、科学誌『ネイチャー・クライメート・チェンジ』(1月4日付)に発表されました。 オーストリアの国際応用システム分析研究
“再生エネ 世界の挑戦”〜ハワイ編〜④・・積極的取り組み世界に示す
「ブルー・プラネット基金」事務局長 ジェフリー・ミクリナさんに聞く 米ハワイ州で再生可能エネルギー100%実現に向けて活動する団体「ブルー・プラネット基金」のジェフリー・ミクリナ事務局長に話を聞きました。 (ホノルル=
廃炉計画前の取り決め要求・・関電に福井知事
福井県の西川一誠知事は1月5日、県庁で関西電力の八木誠社長と会談しました。西川知事は、昨年4月に廃炉扱いとなった関電美浜原発1、2号機(福井県美浜町)について「(廃炉)計画申請の前にわれわれと関電の間で廃炉に関するさま
「原発運営の資格ない」・・新潟知事が東電社長を批判
新潟県の泉田裕彦知事は1月5日、柏崎刈羽原発の再稼働を目指す東京電力の広瀬直己社長と県庁で会談しました。県が独自に進める福島第1原発事故の検証作業に関連し、東電側の説明が不十分だとの認識を示した上で「原発を運営する資格
“再生エネ 世界の挑戦”〜ハワイ編〜③・・次世代への影響考えたから
州下院議員 クリス・リードさんに聞く 米ハワイ州で昨年成立した、2045年までに州内の電力を100%再生可能エネルギーでまかなうとする法律を推進したクリス・リー州下院議員(エネルギー・環境保護委員会委員長)に話を聞きま
放射能濃度が急上昇・・福島第1の護岸地下水
東京電力は1月4日、福島第1原発2、3号機建屋の東側にある護岸地下水の観測用井戸で、先月31日と今月1日に採取した水の放射性物質濃度が急上昇したと発表しました。東電は、海側遮水壁の閉合などによる地下水位の変動が影響した
“再生エネ 世界の挑戦”〜ハワイ編〜②・・電気自動車の普及を柱に
米ハワイ州が化石燃料に依存した経済から抜け出すうえで特に重視しているのが、電気自動車の普及です。州都ホノルルをはじめ、主要都市の大型駐車場を訪れると、電気自動車の充電スタンドが設けられています。 人口比全米2位 電気
再生エネ 世界の挑戦・・米・ハワイ州①、パリ・バニュー市、高知・四万十市
脱・全米一の化石燃料依存 〜ハワイ編〜① 米ハワイ州カウアイ島東部の町カパアから車で北に約15分。道路の左側にきらりと光る太陽光パネルの列が見えてきました。同州最大の太陽光発電施設、アナホラ発電所です。昨年11月に送電
“つなぐ明日へ−2016”2度の原発被害 国・東電とたたかう・・親子3人 この地で希望を
福島・西白河郡西郷村 浪川 修さん(56) スウィトラーナさん(42) レイラさん(12) 冷たい政治のもと、手をつなぎあって懸命に生きる人々の姿を追いました。 「3人で日本百名山のどれかに登りたい」。福島県西白河郡
『福島に生きる』韓国で出版・・翻訳者 「国の責任考えさせる」/本紙連載の本
東京電力福島第1原発事故の被害の実態と被災者のたたかいをえがいた『原発ゼロへ 福島に生きる』(しんぶん赤旗社会部著、新日本出版社)が、韓国で翻訳され出版されました。 韓国語版のタイトルは『福島に生きる 原発ゼロをめざ
高線量の建屋にキツネ・・福島第1原発 2号機カメラに写る
東京電力は12月28日、福島第1原発2号機の原子炉建屋内にキツネが侵入したことを明らかにしました。21日、除染作業のために建屋内を写すカメラを見ていた作業員が発見したもので、キツネは7〜8分後にカメラの視界から姿を消し
原発再稼働しなければ交付金を減額・・国が自治体へ圧力
国が地方自治体に出す交付金をてこにした原発立地自治体への圧力が強まっています。安倍晋三政権は2016年度予算案の作成にあわせて電源立地地域対策交付金の算定方法を変更しました。再稼働しなければ交付金が大幅に減額される仕組