東京電力は25日、福島第1原発事故で発生した放射能汚染水を処理する多核種除去設備(アルプス)の配管の洗浄作業中に、放射性物質を含む水が飛散して、作業員4人に身体汚染が確認されたと発表しました。そのうち2人は十分に除染で
原発
県民投票条例案を否決 鹿児島県議会・・川内原発の延長運転めぐり
鹿児島県議会は26日の本会議で、九州電力川内(せんだい)原子力発電所の20年延長運転の是非を問う県民投票条例案、同条例の修正案を、賛成少数で否決しました。賛成したのは、日本共産党のたいら行雄県議、県民連合(7人)、無所
規制委 玄海原発を再審査・・津波想定など地震本部指摘受け
原子力規制委員会は25日の定例会合で、国の地震調査研究推進本部(地震本部)が九州電力玄海原発(佐賀県)の沖にある複数の活断層が連動する可能性を指摘したことを受け、公開の会合で津波想定などについて再審査することを決めまし
他党の代表質問・・維新・馬場 国会議員定数削れ 国民・玉木 原発再稼働を要求
日本維新の会の馬場伸幸代表は25日、衆院本会議で「『異次元の歳出改革』で国会議員が率先して取り組むべきことは、身を切る改革だ」とのべ、国会議員定数の削減を求めました。 馬場氏は大阪で府議会議員を109から79に削減し
汚染水海洋放出やめよ 強行2カ月 福島で署名訴え/発生抑制の抜本策求める
東京電力福島第1原発から出る汚染水(アルプス処理水)の海洋放出が強行されてから2カ月となる24日、福島市で海洋放出の中止と新たな汚染水発生を抑える抜本対策を求めた宣伝署名行動が行われました。ふくしま復興共同センターが呼
川内原発延長問う県民投票条例案・・鹿児島県議会で審議 知事は消極意見
九州電力川内(せんだい)原子力発電所の20年延長運転の是非を問う県民投票条例案が、23日に開会した鹿児島県議会臨時会に上程され、知事による提案理由説明、各会派の質疑、請求代表者の意見陳述が行われました。 塩田康一知事
核ゴミ行き場はない・・大阪 原発全廃 関電前で集会
「老朽原発うごかすな!実行委員会」は22日、大阪市北区の関西電力本店前で「使用済み核燃料の行き場はないぞ!全国集会」を開き、全国各地から500人が参加しました。「広範な議論を巻き起こし、原発を全廃し、安心・安全な明日を
中間貯蔵施設撤回を 山口・上関町/大平氏ら中国電力本社に要請
日本共産党の大平よしのぶ、垣内京美両衆院中国比例候補らは20日、広島市の中国電力本社を訪れ、同社が進める使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画(山口県上関町)の撤回と、島根原発2号機の再稼働断念など要請しました。 応対
東海第2 また施工不良/防潮堤 北基礎が岩盤に未到達か
停止中の日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の防潮堤工事で施工不良が明らかになった問題で19日、基礎部分の鉄筋カゴの施工不良が生じていることが分かりました。日本共産党茨城県委員会が原子力規制庁に行ったヒアリングで
高浜3号機 伝熱管損傷 再稼働延期か
関西電力は17日、定期検査中の高浜原発3号機(福井県高浜町)について、蒸気発生器内の伝熱管が損傷し、12月上旬に予定していた再稼働が遅れる見通しになったと発表しました。 関電は今後、過去の事例を踏まえた調査を実施し、
いわき市民訴訟 「審理公平に」署名4000団体超・・原発避難者 最高裁に要請
東京電力福島第1原発事故で国の責任を求めて最高裁に上告している、いわき市民訴訟原告団らは17日、公平な審理を求めて1696団体分の署名を最高裁に提出しました。先月提出分と合わせ、4000団体を超えました。同様の集団訴訟
福島第1原発 貫通部表面に堆積物・・デブリ試験採取へ ふた全開放
東京電力は16日、福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しの準備に向けて、2号機の原子炉格納容器につながる貫通部のふたを全開放(開き角度が90度)したと発表しました。貫通部内の表面は堆積物に覆われて
東海第2工事で施工不良 原電認め、工事中断・・内部告発受け共産党が質問書
日本共産党茨城県委員会(上野高志委員長)は16日、県庁で会見を開き、停止中の日本原子力発電東海第2原発(東海村)の再稼働に向けた事故対策工事である防潮堤の基礎部分について施工不良の疑いがあると明らかにしました。原電は同
使用済み核燃料問題 判断拙速 説明会開け・・党福井県委が県に要請
関西電力が示した使用済み核燃料対策のロードマップに対し、日本共産党福井県委員会は12日、福井県庁を訪れ杉本達治知事宛てに「使用済み核燃料問題の解決は拙速な判断を避け、原発依存からの脱却のロードマップを示しながらすすめる
40年超原発、運転継続・・24年以降も 福井知事が容認
使用済み核燃料 県外搬出計画も 福井県の杉本達治知事は13日、西村康稔経済産業相と面談し、運転開始から40年を超える関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)、高浜原発1、2号機(同県高浜町)の2024年以降の運転継続に理
汚染水海洋放出やめよ 漁業者に痛み押し付け・・全国連絡会が新署名宣伝 東京・新宿
全労連、全日本民主医療機関連合会、新日本婦人の会などでつくる原発をなくす全国連絡会は11日、東京・新宿駅西口で、東京電力福島第1原発事故で発生したアルプス処理水(汚染水)の海洋放出中止を岸田文雄首相と西村康稔経済産業相
「汚染水の海洋放出STOP!!」 札幌駅前 宣伝・署名呼びかけ
秋晴れの青空の下、原発問題全道連絡会と国民運動北海道実行委員会は、札幌駅前で毎月11日の定例宣伝を繰り広げました。 赤、青、黄、緑のノボリが林立。「海は生命の源、福島原発事故の汚染水の海洋放出STOP!!」の横幕を並
拡散予測の活用こそ/原発事故避難で学術会議
日本学術会議の分科会はこのほど、原発事故時の放射性物質の拡散から国民の安全を守るため、避難についてモニタリングデータに基づく判断だけでなく、放射性物質の拡散予測を積極的に活用し、原子力災害対策指針の改訂などを求める見解
大崎住民訴訟 地裁が原告請求棄却・・放射能汚染考慮せず 宮城
宮城県大崎市の住民124人が、住民合意なしの8000ベクレル以下の放射能汚染廃棄物焼却は違法だとして大崎地域広域行政組合に公金支出の差し止めを求めた訴訟の判決が4日、仙台地方裁判所であり、斎藤充洋裁判長は、原告の請求を
県民の意見聞く場を・・川内原発 会が知事に申し入れ
九州電力川内(せんだい)原発1・2号機(鹿児島県薩摩川内市)の20年延長運転の賛否を問う県民投票を行うための、条例制定を県に本請求した市民団体「川内原発20年延長を問う県民投票の会」は5日、塩田康一知事あてに、知事が臨