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「核のごみ」持ち込み反対 道原発連 今年初イレブンアクション

訴えやアンケート活動をする参加者=10日、札幌市

原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は10日、「福島第1原発事故を忘れない」と訴える今年最初のイレブンアクションを札幌市で行いました。

 泊原発の再稼働と核ごみ(高レベル放射性廃棄物)持ち込みの賛否を問うマグネット投票を呼びかけ、15人が回答しました。

 反対を選んだ80代の女性は、「核ごみの処理方法も確立できてないのに、核ごみを増やし続けていることがおかしい」と話しました。別の女性は「もともと原発に反対していたけど、東日本大震災でさらに思いが強まった。福島も能登も復旧・復興が進んでいないのに原発再稼働はありえない」と力を込めました。

 「空も海もつながっている。一度事故が起きれば人ごとではない」との説明に中国からの観光客も理解を示すなど、多くの人が反対と答えました。

 道原発連の堀一代表委員、道労連の三上友衛議長、道原水協の嶋田千津子事務局長、日本共産党道委員会の佐川敏幸副委員長がマイクを握り、「被爆80年の今年こそ、原発ゼロ、核ごみ持ち込みノーの声をあげましょう」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2025年1月13日より転載)