原因徹底究明・廃炉見据え決断せよ 北海道泊村の泊原発再稼働に執念を燃やす北海道電力が、大気中に放出した放射性物質量を試運転の1988年10月から31年間も過少報告していた―。日本共産党の紙智子参院議員と畠山和也前衆院議
原発
※除染進むも… 日常と非日常、混在・・ルポ福島第1原発の今(下)
日本記者クラブ取材団の一員として入った東京電力福島第1原発(1F=イチエフ)の廃炉現場。事故から8年9カ月がたち、広大な敷地の96%は軽装で過ごすことができ、巨大な工事現場という印象を持った。しかし、原子炉の近くでは全
※巨大タンク群 処理水どこへ行く・・ルポ福島第1原発の今(上)

東日本大震災で過酷事故を起こし、廃炉作業が進む東京電力福島第1原発に、日本記者クラブ取材団の一員として(2019年)12月上旬に入った。最も取材団の関心を集めたのが円柱形の巨大タンク群だ。中には汚染水から大半の放射性物
韓国 原発廃炉2基目・・月城1号機 原子力委が決定
韓国原子力安全委員会は12月24日、南東部・慶州にある月城原発1号機の廃炉を決定しました。古里原発1号機(釜山市)に次いで2基目となります。 月城原発1号機は国内で2番目に古く、1983年に商業運転を開始。設計寿命は
関電疑惑 経産省「独自調査せず」・・野党ヒアリングで繰り返す
関西電力幹部らが福井県高浜町の元助役(故人)から少なくとも3億円相当の金品を受け取っていた「原発マネー還流疑惑」について、野党合同ヒアリングが12月24日、国会内で行われました。経済産業省に独自調査を求める野党側に対し
福島に生きる シイタケ栽培農家 大橋清美さん(73)・・山の環境戻るまで

福島県伊達市霊山(りょうぜん)町でシイタケなどを栽培する大橋清美さん(73)は「いまだに『(キノコは)食えるのか』と言われる。風評ではなく実害です」と言います。 ■原発訴訟の原告 野生のキノコは現在もすべて出荷規制が
木材腐朽把握できず・・原子力機構 規制委に報告
日本原子力研究開発機構は12月22日までに、台風15号の強風で茨城県大洗町の大洗研究所内の材料試験炉の2次冷却塔が倒壊した問題について、これまで行ってきた点検では、倒壊の原因と推定された、木材の筋かいの腐朽を把握できな
スイス初の原発閉鎖・・福島事故受け新設中止

今後15年で国内すべて廃炉へ 【ベルリン=伊藤寿庸】スイスのベルン近郊にあるミューレベルク原発が20日、閉鎖されました。同国で原発が閉鎖されるのは初めて。スイスでは2011年の福島第1原発事故を受け、原発の新設をやめ、
福島原発避難 医療・介護減免見直しに怒り・・被災者の「命綱」切るのか

生活保護受給者が2倍に 安倍晋三首相が議長の復興推進会議は、東日本大震災の「復興の基本方針(案)」(19日公表)で、東京電力福島第1原発事故の避難指示区域などに居住していた住民に対する医療・介護保険の保険料と窓口負担の
福島原発 「命絶つ人いまだ」・・かながわ訴訟 控訴審初弁論
東京電力福島第1原発事故で福島県から神奈川県に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた「福島原発かながわ訴訟」の控訴審第1回口頭弁論が12月20日、東京高裁(白井哲裁判長)で開かれました。原告側は村田弘団長と代理人の
独立調査委の設置を・・原自連 「原発事故風化させない」 & 反原連 関電疑惑究明を

独立調査委の設置を・・原自連 「原発事故風化させない」 原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連、会長・吉原毅城南信用金庫顧問)は20日、原発問題に関する独立調査委員会の設置などを求める要請行動を始めるとして東京都内で
茨城・大洗 冷却塔倒壊原因は腐朽・・原子力機構 台風に耐えられず
日本原子力研究開発機構は12月18日までに、台風15号の強風で茨城県大洗町の大洗研究所内の材料試験炉の2次冷却塔が倒壊した原因について、冷却塔の強度を保つ木材の筋かいの腐朽で強風に耐えられなかったとする報告をまとめまし
国免責の不当判決・・山形地裁 原発避難 被害を無視
賠償 5原告のみ44万円 東京電力福島第1原発事故で福島県から山形県に避難した住民ら201世帯734人が平穏に生活する権利を侵害されたなどとして国と東電に対し計約80億7400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12月1
福井・高浜町議会 真相究明請願を採択・・元助役関電疑惑 共産党賛成討論
福井県高浜町議会(定数14)は12月17日、本会議を開き、関西電力幹部らが同町の森山栄治元助役(故人)から3・2億円の金品を受け取っていた問題の真相究明を求める請願を賛成多数で採択しました。紹介議員の渡辺孝議員(日本共
関電疑惑 年内報告困難・・第三者委「奥深い問題」

関電本社で会見 関西電力幹部らに福井県高浜町の元助役が多額の金品を提供していた「原発マネー還流疑惑」で、同社が設置した社外弁護士でつくる第三者委員会が12月15日、大阪市の関電本社で会見しました。委員長を務める元検事総
「不安な原発なくして」・・水戸 サンタ姿で宣伝 期待の声
東海第2原発(茨城県東海村)の廃炉をめざす県内の団体などでつくる「さよなら原発いばらきネットワーク」(丸山幸司共同代表)は12月14日、JR水戸駅南口で「STOP!東海第2原発クリスマス宣伝」を行いました。 サンタの
ふるさとの笑顔のために 福島・双葉郡・・小中高校生が学習交流

東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされた福島県双葉郡の8町村の小中高29校(ほかに12校が休校中)の子どもたち300人が12月14日、郡山市に集い、ふるさとのよさ、復興課題などの学習を交流しました。 ことし開校
原発マネー還流 告発・・関電役員追及 大阪地検に全国3272人

関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役・森山栄治氏(故人)から約3億2千万円の金品を受け取っていた問題で12月13日、47都道府県の3272人が名を連ねた告発状が、大阪地検に提出されました。関電役員12人を特別背任や贈
女川原発再稼働 美里町議会反対・・宮城・意見書可決
宮城県の美里町議会は12月12日、東北電力女川原発(宮城県石巻市、女川町)の再稼働を行わないことを求める意見書を可決しました。 女川原発2号機の再稼働については11月、原子力規制委員会が新規制基準に「適合」する審査書
規制委 有毒ガス対策新基準 6原発「適合」
原子力規制委員会は12月11日、原発における有毒ガス防護についての新規制基準の新たな要求に対し、6原発が適合しているとする審査書案を了承しました。同要求に対する審査結果のとりまとめは初めて。規制委は、今後30日間の意見