1月21日、「なくそう原発新潟市民ネット」と「原発をなくす新潟県連絡会」は共同で、東京電力・小早川智明社長が県庁に花角英世知事を訪問するのに合わせ、県庁前で「原発ゼロへ」「再稼働反対」と声をあげました。
参加した同ネットの佐藤範子さんは「原発は再稼働してほしくない。子どもたちに被ばくさせたくない。その一心で来ました。人類と核は共存できない」と話し、同連絡会の金澤博さんは「原発は経済性を考えても良くない。やめるべきだ」と話しました。
行動を呼びかけた同ネットの上野邦雄事務局長は「今年は新年から行動し、東電に柏崎刈羽原発の全基廃炉を訴えていきたい。11月の柏崎市長選で、原発ゼロの新しい市長を誕生させたい」と強調。
同連絡会の小市信事務局長は「東電は県内で『原発は安全だ』というCMを流している。県民を惑わせるのはやめてほしい。知事には、三つの検証委員会をきちんと実施して、拙速に結論を出すなと言いたい」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2020年1月23日より転載)