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派兵より被災者支援・・国会内 宗教者、原発事故問う

宗教者の集会であいさつする赤嶺政賢衆院議員=4日、国会内

 「いのちを守れ! 軍拡・海外派兵より被災者支援を!」と訴える宗派を超えた宗教者が2月4日、国会内で集会を開きました。平和をつくり出す宗教者ネットの主催です。

 日本キリスト教協議会の金性済(キム・ソンジェ)総幹事はあいさつで「自衛隊の護衛艦が中東に向け出航しました。私たちが宗教者として大切にしたい憲法9条の精神は、敵意を乗り越える精神と祈りで、外交を導こうというものです」と発言。また、「オリンピック、パラリンピックを前に忘れ去られようとしている福島の原発事故の被害といまの現実をしっかり見つめていきたい」とも述べました。

 避難の協同センター事務局長の瀬戸大作さんが「原発事故から9年 消されゆく原発事故被害と避難者の現在」と題し、映像を交えて報告しました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が参加し「国会で野党は常に一致点を確認し、安倍内閣を打倒する院内共闘を進めています。お互いに平和な日本、9条が大事にされる日本をつくるため頑張りましょう」とあいさつしました。

(「しんぶん赤旗」2020年2月5日より転載)