東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の海側の観測井戸などから、高濃度の放射性物質が検出されている問題で、原子力規制委員会は7月10日の定例会で、「汚染された地下水が海に到達していることが強く疑われる」と指摘しまし
しんぶん赤旗
地震速報が早く 津波予想の精度アップ・・海底観測網が着工
房総沖から 東日本大震災を受け、文部科学省が北海道十勝沖から房総沖にかけて来年度末までに緊急整備する海底地震津波観測網の着工式が7月9日、千葉県南房総市で開かれました。大震災の巨大地震は宮城沖の日本海溝近くで発生しました
規制庁 新規制基準への適合審査・・5原発を同時進行
原子力規制庁は7月9日、再稼働の前提となる新規制基準への適合審査について、4電力会社から8日に申請のあった5原発10基の審査を同時並行で進めることを決めました。また、関西電力大飯原発3、4号機のような隣接する原発は別々に
福島第1地下水の高濃度検出・・怠った流出防止策
解説・・ 東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の海に近い観測井戸の地下水から放射性物質のセシウム134とセシウム137が高濃度で検出されたことは、東電が汚染水の流出防止対策に真剣に取り組んでこなかった問題をあらた
地下水セシウム91倍・・福島第1原発 わずか3日間で
東京電力は7月9日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の海側に設置した観測用井戸で、8日に採取した地下水から放射性物質のセシウム134を1リットル当たり9000ベクレル、セシウム137を同1万8000ベクレル検出したと
原発再稼働はとんでもない・・福島県南相馬・浪江ルポ
東京電力福島第1原発事故による放射能汚染がひどい福島県南相馬市小高区と浪江町は、いまどうなっているのか。″被災地連帯平和行進″をした全国の参加者とともに、現地視察し、被災住民と交流しました。収束していない現実と原発再稼働
再稼働申請 福島 忘れたのか・・安全 だれが保障
原発事故被害者 「われわれから生きる希望を奪った原発を再稼働させるというのか」−。4電力会社が7月8日、新規制基準施行と同時に10基の原発再稼働を申請したことに対し、福島の原発事故被害者から怒りの声が上がっています。 参
安全より再稼働優先 電力4社、「効率的審査」迫る・・5原発10基 規制委に申請
原発の新規制基準が7月8日に施行され、北海道、関西、四国、九州の4電力は同日、5原発10基について、再稼働の前提となる新基準の適合審査を原子力規制委員会に申請しました。申請のために原子力規制庁を訪れた各社の幹部は「効率的
原発再稼働申請・・安倍政権と一体の“やらせ”だ
原発を推進する安倍晋三政権が望んでいたとおり、再稼働のジャマにならない新しい「基準」ができ施行されたとたん、電力会社がいっせいに再稼働を申請する―。これを「原子力ムラ」の“やらせ”と呼ばないで、なんと呼べばいいのでしょう
福島第1原発 トリチウム最高濃度・・海近く井戸60万ベクレル地下水で上昇
東京電力は7月7日、福島第1原発の港湾近くの観測用井戸で5日に採取した地下水から、1リットル当たり60万ベクレルの放射性トリチウム(三重水素)を検出したと発表しました。これまでで最も高い濃度といいます。 この井戸は港湾か
被災して初めて分かった・・一番信じられる今度は共産党/福島市仮設の鈴木愛子さん
福島市仮設に避難 双葉町出身・・鈴木愛子さん(73) 福島市内のさくら仮設住宅で避難生活をおくる双葉町出身の鈴木愛子さん(73) は「ずっと自民党できたけど、今度は共産党です」と話します。 「被災して初めて支援を受ける立
トリチウム濃度上昇・・福島第1 海水で最高値2300ベクレル
東京電力は7月6日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の1~4号機取水口内北側で3日に採取した海水から1リットル当たり2300ベクレルのトリチウム(3重水素)が検出されたと発表しました。この場所で採取した海水から検出さ
東電の再稼働表明 国の責任重大・・“安全よりお金か”新潟知事
「お金と安全と、どちらが大切か。安全と答えたが、うそだった」―。柏崎刈羽原発の再稼働審査を原子力規制委員会に申請する方針への理解を求めた東京電力の広瀬直己社長に対し、新潟県の泉田裕彦知事がのべた痛烈な言葉です。 7月5日
日本は再生可能エネ大国・・原発の40倍の潜在力
原発に替わるエネルギー源として太陽光や風力などの再生可能エネルギーが注目されています。年間消費電力の9割を再生可能エネルギーでまかなう市があると聞き、訪ねました。 (細川豊史) 日本最北の市、北海道稚内市(人口約3万8千
す施行 原発新基準 穴だらけ・・原発再稼働は論外
原発の再稼働の条件となる新規制基準が7月8日施行されます。電力各社は、一日も早く再稼働しようと、8日朝から、いっせいに原発再稼働の前提となる申請をします。安倍自公政権は「世界最高水準」などと新基準をテコに再稼働をしゃにむ
放射性物質が90万ベクレル・・福島第1 海側の観測用井戸/付近海水でトリチウム検出
東京電力は7月5日、福島第1原発(福島県大開町、双葉町)の海側に新たに掘削した観測用井戸で同日に採取しに地下水から、放射性ストロンチウムなど、ベータ線を出す放射性物質(全ベータ)が1リットル当たり90万ベクレル検出された
「再稼働の申請許すな」・・各地で 秋田、福井、名古屋、岡山、長崎など
原子力規制委員会の新規制基準にもとづき、北海道、関西、四国、九州、東京の5電力会社が原発の再稼働に向けた審査申請をすることが明らかになった7月5日、全国各地で「再稼働を許すな」との声が上がりました。 秋田 秋田県の「さよ
原発再稼働 安倍政権の推進政策のもと・・8日、4社が10基申請へ/北海道・関西・四国・九州
北海道、関西、四国、九州の4電力は、原子力規制委員会が新規制基準を7月8日に施行するのに合わせ、5原発計10基の原発再稼働審査を同日中に申請すると、いっせいに名乗りを上げました。5日、規制委が明らかにしました。9日以降の
原子炉への注水 一部が別経路へ・・福島第1
東京電力は7月4日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の2号機タービン建屋内にある、復水貯蔵タンクを水源とした原子炉注水ラインのうち、本来は閉じていなくてはいけない弁が開いていたために、水の一部が別の経路に流れていたと
今日、官邸前で原発抗議行動・・反原連など/各地でも
首都圏反原発連合(反原連)は5日、「大飯原発を停止せよ」「再稼働反対」「すべての原発即時廃炉」などを訴える61回目の首相官邸前抗議行動をおこないます。官邸前と国会正門前にスピーチエリアが、国会正門前北側にファミリーエリア