日本共産党嶺南地区委員会 > しんぶん赤旗 > 汚染水緊急事態 福島第1原発 海洋流出・・東電手打たず、情報開示も先延ばし

汚染水緊急事態 福島第1原発 海洋流出・・東電手打たず、情報開示も先延ばし

東京電力は8月9日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で放射能汚染水の海洋流出が続いている問題で、1号機タービン建屋北端の海側に新たに設置した地下水観測孔で採取した水から1リットル当たり2万3000ベクレルのトリチウムを検出したと発表しました。

政府は、1~4号機の取水口の間の地下水が汚染されていることをもとに汚染領域を想定し、その他の領域の汚染水については不明として、海への汚染水の流出量を1日300トンと推定。地下水流出を止めるための対策を計画しています。

しかし今回、高濃度のトリチウムが検出された観測孔は1号機の取水口よりも北側で、汚染が不明とされた領域でも汚染が確認されました。東電は現時点で、取水口よりも北側での対策は予定していません。

一方、採取した地下水のセシウム134は、1リットル当たり0・61ベクレル、セシウム137は同1・6ベクレル、全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を放出する放射性物質の量)は同210ベクレルでした。

また東電は9日、4号機の原子炉や使用済み核燃料プール内部の調査結果を発表しました。使用済み燃料の取り出しのためのがれき撤去にむけた調査で、昨年(2012年)3月の調査を補完する目的で今月(8月)5~9日に実施したもの。

今回、がれきの散乱状態や、プール内の炉内機器を保管する棚のずれなどを確認しました。がれき撤去作業は8月下旬に開始予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です