九州電力玄海原発の廃炉を国と九電に求めている「原発なくそう! 九州玄海訴訟」の第10次提訴が3日、佐賀地裁であり、582人が新たな原告となりました。原告総数は8070人と全国の原発訴訟で最多数を更新しています。 訴訟
しんぶん赤旗
委基委 基準「解釈」変更へ・・米国の事例受けて
原子力規制委員会は6月4日、米国での原発のトラブル事例に関連して得られた新しい知見を反映させるため、原発の規制基準の電源系統に関する「解釈」の一部を変更することを決定しました。昨年の規制基準施行後、新たな知見に基づく変
福島第1 天板開口部から雨水流入・・タンク漏水 ずさん管理明らかに
東京電力福島第1原発の高濃度放射能汚染水タンクが設置されているエリアの堰(せき)内の水をためるタンク(ノッチタンク)から水が漏れていた問題で、東電は6月4日、ノッチタンク天板の開口部から雨水が入ったことで漏水したとみら
中国電の調査不十分・・党島根県 委規制委に申し入れ
島根原発の周辺で実施されている中国電力による活断層調査は不十分だとして、日本共産党島根県委員会は6月3日、原子力規制委員会に対し、徹底した調査を中国電力に求めるよう申し入れました。 申し入れには、日本共産党中国ブロッ
原発事故被害者に賠償を ・・公害総行動 福島の代表ら東電交渉
第39回全国公害被害者総行動が6月4日、都内で行われ、東京電力福島第1原発事故被害者の救済・賠償と原状回復・地域再生を求めた政府・東電交渉に約300人が参加。謝罪と賠償を求めて裁判を起こした各地の原告らが
原子力規制委人事案 出し直しを・・穀田氏会見 「新委員に欠格要件」
日本共産党の穀田恵二国対委員長は6月4日、国会内で記者会見し、原子力規制委員会の新委員に元日本原子力学会会長の田中知(さとる)・東京大教授をあてる国会同意人事案について問われ、「野党として人事は撤回し、出し直すべきだと
再生エネを最優先に ・・倉林氏 接続・給電 見直し迫る
日本共産党の倉林明子議員は3日の参院経済産業委員会で、電気事業法改定案について質問し、再生エネルギーを爆発的に普及させるためには「原発などが優先される現状の接続・給電の仕組みを再生可能エネルギー最優先に変えることが重要
漏水タンク高濃度・・福島第1“雨水”基準を大幅超 &作業員骨折
東京電力は6月3日、福島第1原発で2日に水漏れが起きたタンクの水に含まれる放射性物質の濃度を分析したところ、全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)で1リットル当たり7万2干ベクレルだったと発表しまし
川内原発は立地不適当・・井上議員 専門家見解もとに指摘
日本共産党の井上哲士議員は5月28日の参院原子力問題特別委員会で、再稼働審査が進められている九州電力川内原発の周辺に点在する火山の噴火で火砕流が同原発を襲う可能性を専門家の見解をもとに指摘しました。 原発再稼働の新規
熊本・水俣 川内再稼働に反対・・首長・研究者らが集会
全国の自治体首長や首長経験者でつくる「脱原発をめざす首長会議」と、研究者や技術者でつくる「原子力市民委員会」は6月1日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働は立地自治体だけの問題ではないとして、「
福島第1 タンクから水漏れ &3回目の海洋放出
東京電力は6月2日、福島第1原発の高濃度放射能汚染水が入ったタンクを囲うせき内にたまった水をためるタンクから、水が漏れていることがわかったと発表しました。漏れている水の放射性物質の濃度は分折中ですが、当該タンクには基準
福島第1 「凍土遮水壁」を着工 ・・国と東電 汚染水対策で
東京電力は2日、福島第1原発の高濃度の放射能汚染水の増加を抑制するために、国と東電が計画している「凍土遮水壁」の工事に着手しました。計画についてQ&A形式でまとめました。 Q そもそも、何のための計画なの? A 現在
原発ゼロ心一つ 晴天に唱和 熱く・・官邸・国会前☆大抗議
信金理事長・小説家・大学教授・・不屈に地道に 九州電力の川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)再稼働に反対して6月1日に国会周辺で行われた「官邸・国会前☆大抗議」。国会正門前では著名人らがスピーチしました。 城南信
設計者「永久停止を」・・女川原発再稼働反対訴え/仙台で講演会
2号機の再稼働に向け適合性審査の申請が昨年末に行われた東北電力女川原発(宮城県)の再稼働に反対する講演会(主催・実行委員会)が6月1日、仙台市内で開かれ、140人が参加しました。 講演会を呼びかけた一人、草場裕之・自
温暖化で流量増続く・・ヒマラヤの大河上流
ヒマラヤ山脈に源を発する大河のいずれも、温暖化の影響で少なくとも今後数十年にわたって流量が増加する見通しであることがわかった・・。オランダとネパールの研究グループが最新の気候変動モデルに基づいて計算した結果を、6月1日
再稼働へ圧力 推進団体集会・・「原子力国民会議」
新たな原発推進団体の「原子力国民会議」が6月1日、「日本経済のために新しい原子力を考える」として、東京都内で集会を開きました。約600人が参加、原発の早期再稼働などを求める要望書を採択しました。 同国民会議は、原発の
「欠格」規制委人事案・・元原子力学会会長の田中知氏
政府が5月27日に示した原子力規制委員会の国会同意人事案に対し、「なりふり構わない再稼働への布石」「中立性を損なう」など批判が高まっています。規制委の発足時に内閣官房が作成したガイドラインの「欠格要件」に当たるためです
福島・いわき 中間貯蔵施設建設で方針提示・・政府が住民説明会 &井戸水また基準超え
東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土の中間貯蔵施設の建設に向け、環境省は5月31日午前、福島県いわき市で初めての住民説明会を開きました。2015年1月の汚染土搬入開始を目指す同省は、用地買収時の補償に当たり「将来
川内原発動かすな、新規制基準は不備、避難者の賠償を・・倉林、笠井、田村氏質問
川内原発を動かすな・・倉林氏 エネ政策見直し迫る 電気事業法改定案が5月30日の参院本会議で審議入りしました。日本共産党の倉林明子議員は、同法案が戦後の電力独占に対する電力システム改革の第2段階をなし、「前提として求め
日本原電、発電ゼロでも・・販売先 5電力から1242億円
全取締役の総年収4億4200万円・・電気料で消費者負担 原発専業の日本原子力発電(日本原電)は、2013年度も発電量が2年連続でゼロだったのに、「販売先」の東京電力など電力5社から計1242億円もの「基本料金」を受け取