東芝が子会社の米原子力発電プラント大手ウェスチングハウス(WH)を通じ、ブルガリアで原子力発電所1基を受注する見通しであることが7月4日、分かりました。受注額は5000億円程度とみ られます。ブルガリアの国営電力会社ブ
しんぶん赤旗
安倍首相は 原発やめろ・・官邸前行動
霧雨が降るなか、「川内(せんだい)原発再稼働反対」と書かれたプラカードを握り締めて訴える男性、「原発なくせ」と声を上げる青年―。首都圏反原発連合(反原連)は4日、首相官邸前抗議行動を行い、1900人(主催者発表)が参加
住民の命守れない「避難計画」、火山活動・地震 予測できず・・川内原発 廃炉しかない
安倍政権が全国の原発再稼働の「突破口」に狙う、鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内(せんだい)原発。過酷事故の危険があり、まともな避難計画もないまま再稼働しようとしていることに県民の不安や怒りが広がっています
原発ない夏の電力・・ “不足”いう前に事故の直視を
本格的な夏の暑さが近づいてきました。エアコンやクーラーなど、電力需要がうなぎのぼりに増える時期です。政府や電力業界は1日から節電協力要請期間をスタートさせました。今年は去年までと違い、全国で1基の原発も運転していません
「大間」建設は横暴・・原発差し止め 函館市長が陳述/東京地裁
青森県大間町に建設中の大間原発について、北海道函館市が国と事業者の電源開発を相手に建設差し止めを求めた訴訟の第1回口頭弁論が7月3日、東京地裁(増田稔裁判長)で開かれました。 意見陳述に立った函館市の工藤寿樹市長は、
海側の地下水 全ベータ検出・・福島第1
東京電力は7月1日、福島第1原発2号機海側の2ヵ所の地下水から各地点の過去最高濃度の全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)を検出したと発表しました。いずれも6月30日に採取したもので、1リットル当た
くみ上げ水 最悪2300ベクレル・・福島第1東電、薄めて放出方針
東京電力は7月2日、福島第1原発の地下水バイパス計画で、海に放出するためのくみ上げ用井戸で6月30日に採取した地下水から、過去最高濃度となる1リットル当たり2300ベクレルのトリチウム(3重水素)を検出したと発表しまし
CO2削減 強まる日本への圧力・・“野心的目標”早く/気候変動会議 NGO報告会
国連気候変動枠組み条約にもとづく特別作業部会(6月4〜15日、ドイツ)に日本から参加した環境NGOが7月2日、東京都内で報告集会を開きました。 温暖化を食い止めるために全締約国が参加する新たな法的枠組みを2015年に
福島の農業再建迅速に・・県農民連が東電・省庁交渉 &住民団体と党 原電に改善要請
福島県農民運動連合会(福島県農民運)は7月1日、東電福島第1原発の損害賠償と、福島県の農業振興を求め、参院議員会館内で東電や関係省庁と交渉しました。 交渉で亀田俊英会長は、「福島県の農業が再建できる迅速な対応が必要だ
避難指示解除 先送りを要望・・福島・川内村民
東京電力福島第1原発事故の避難指示区域に含まれる福島県川内村の一部住民らが6月30日、政府が目指す7月下旬の避難指示解除先送りなどを求める要望書を遠藤雄幸村長に提出しました。生活インフラ復旧や除染が不十分と訴えています
8兆ベクレル回収できず・・東電が報告書 汚染水漏れ & 海側地下水 放射能最悪
東京電力は6月30日、福島第1原発で昨年(2013年)8月19日に起きた高濃度放射能汚染水300トンのタンクからの漏えいについて最終報告書をまとめ、原子力規制委員会に報告しました。東電は、漏れた汚染水に含まれる放射性物
司法も事故と向き合って・・大飯差し止め判決を考える/舘野淳元中央大学 教授に聞く(下)
私は約30年前、東京電力福島第2原発の設置許可取り消しを求めた訴訟などに証人として出廷しています。 私たちが、原発の危険性について指摘をしても、裁判所は、原子炉等規制法に従って科学的に審査され設置を許可
不誠実な東電 主張撤回を・・福島生業裁判 原告団が県などに要請
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団(中島孝団長)は6月30日、福島県知事、県議会議長、各会派に被告・東京電力の不誠実な主張の撤回を求めることを要請しました。 要請内容は▽東電が訴訟で「年間20
原発大国フランス・・依存率引き下げへ議論
【パリ=島崎桂】原発大国であるフランスのオランド大統領が公約する電力生産の原発依存率75%から50%への引き下げについて、その実現に向けた「エネルギー移行法案」をめぐる議論が注目を集めています。原発関連費用の増大が明ら
推進派専門家 的外れな批判・・大飯差し止め判決を考える/舘野淳元中央大学 教授に聞く(上)
大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁判決は、原発が抱える本質的な危険性を認めました。ところが、この判決をなきものにしようとする判決批判の動きが起きています。長年、原子力の専門家として原発訴訟にも関わり原発の
県内全廃炉へ講演会・・福島・郡山 幅広く参加700人
「福島県内の全原発の廃炉を求める県民の会」が呼びかけた学習講演会が6月29日、福島県郡山市で開かれました。幅広い層から約700人が参加し、イスを追加する盛況となりました。 同会は、元福島県女性団体連絡協議会会長、平和博
川内再稼働させない・・首都大行進

九州電力川内原発の再稼働に反対する「緊急!! さようなら原発首都大行進」が6月28日、東京都内で行われました。雨のなか、明治公園の大集会には、全国から5500人(主催者発表)が参加。若者の街・原宿をドラムを響かせながら
原発・核燃いらん・・青森集会
青森市の青い森公園で6月28日、NONUKESDAY「首都圏大行進」に連帯する「東通原発を再稼働させるな!青森集会」が行われました。 核燃料サイクル施設立地反対連絡会議が主催したもので、弘前、むつ、十和田など県内の反
作業区画の線量 除染で下がらず・・福島原発3号機
東京電力は6月27日、福島第1原発3号機の作業エリアの除染作業について、除染後の線量が除染前の3分の1にしか下がらず、想定した低下率である100分の1に達していないことを明らかにしました。 除染作業は、3号機建屋内の
児童生徒の通学 今なお3割・・福島の避難小中57校 事故後調査
東京電力福島第1原発の事故で避難を余儀なくされた福島県の小中学校57校(13市町村)が、事故後4回目の新学年を迎えたこの4月、通学する児童生徒の数は、事故前の31・8%で、この3年間大きな増減がないままであることが、6