日本共産党嶺南地区委員会 > しんぶん赤旗 > 栃木・塩谷 放射性廃棄物の最終処分場・・町民が反対同盟会

栃木・塩谷 放射性廃棄物の最終処分場・・町民が反対同盟会

ガンバロウ三唱で撤回への決意を固め合う参加者=8月7日、栃木県塩谷町
ガンバロウ三唱で撤回への決意を固め合う参加者=8月7日、栃木県塩谷町

 福島第1原発事故で発生した放射性廃棄物の最終処分場の候補地として、国が栃木県塩谷町の国有地を選定した問題で、町内の全行政区長と農協や医師会などの代表ら約200人が7日夜、選定の白紙撤回を求める「塩谷町民指定廃棄物最終処分場反対同盟会」を設立し、運動方針を決めました。橋本巌町議会副議長(日本共産党)も出席しました。

 「命の源、高原の湧水を守るぞ」「最終処分場絶対反対」との垂れ幕を掲げた会場で、冒頭、見形和久町長が「身をていし、阻止する」と決意を表明すると、大きな拍手がわきました。運動方針として、国・県への要請、立て看板の設置、募金活動などを確認し、会長に区長会副会長の和氣(わき)進氏を選出しました。和氣会長は「町民一枚岩で白紙撤回まで力をあわせよう」と訴えました。

 候補地から約2キロ離れた所でレストランを経営する男性が発言し、「(町の湧水の源泉となる)高原山は活火山だ。処分場を造ってはならない所だ」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2014年8月9日より転載)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です