福島県浪江町から大玉村に避難している池田進さん(68)は、国と東京電力に「悔しさ」を感じています。復興政策が迷走しているからです。 高校卒業後、東京・大田区にあった自動車整備工場で働きました。その後、埼玉県川口市など
しんぶん赤旗
「子に本当の安心・安全を」・・「福島原発かながわ訴訟」4次提訴
東京電力福島第1原発事故で福島県から神奈川県などに避難してきた被災者が、国と東電を相手に損害賠償を求める「福島原発かながわ訴訟」の第4次集団提訴が12月22日、横浜地裁でありました。 今回提訴したのは26世帯81人(
福島・南相馬 避難勧奨解除へ・・28日 最後の152世帯
東京電力福島第1原発事故の影響で放射線量が局地的に高い「特定避難勧奨地点」について、政府の原子力災害現地対策本部は12月21日、最後まで残った福島県南相馬市の142地点152世帯の指定解除を12月28日に行う方針を決め
「川内原発 火山審査—何が問題か」(上) あいまいで恣意的になる・・静岡大学 小山真人教授(火山学)に聞く
全国の原発再稼働の突破口として再稼働の手続きがすすめられている九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)への火山の影響が、懸念されています。規制基準に「適合した」とお墨付きを与えた原子力規制委員会
原発推進に拍車・・「再稼働ありき」の政策転換を
九州電力川内(せんだい)原発に続く関西電力高浜原発での再稼働への動き、まだ建設中の電源開発大間(おおま)原発の規制委への審査申請、原発の運転を前提にした再生可能エネルギーの買い上げ制約…。原発をめぐる動きが活発です。共
4号機燃料 取り出し終了・・福島第1原発 & 汚染水トレンチ埋め立て4号機も
東京電力は12月20日、福島第1原発4号機使用済み燃料プールからの核燃料1533体の取り出し作業をおおむね終えました。東電は同日行われた最後の4体の取り出し作業を報道陣に公開しました。 公開されたのは、4号機原子炉建
目立つ日本の遅れ・・COP20温室効果ガス削減、新協定へ 土台つくる
【リマ=島田峰隆】南米ペルーのリマで12月1日から2週間にわたり開かれた国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)は、課題を残しつつも、2020年以降の温室効果ガス削減の新しい国際協定の土台を
地震動予測地図を公表・・今後30年の震度6弱超 太平洋側で高い傾向
政府の地震調査委員会は12月19日、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した「全国地震動予測地図」の2014年版を公表しました。東日本大震災の巨大地震を想定できなかった反省から時間をかけて評価法を改良。
南相馬344人 東電を提訴・・慰謝料増額など請求 & 低レベル廃棄物 検討会の設置案・・規制委押し返す
東京電力福島第1原発事故で避難指示区域に指定された福島県南相馬市小高区の住民ら344人が12月19日、東電を相手に慰謝料の増額などを求めて東京地裁に提訴しました。 訴状によると、住民側は①故郷を失った慰謝料として1人
高浜再稼働に反対・・官邸前行動 怒りの声
首都圏反原発連合(反原連)は12月19日、首相官邸前抗議行動を行いました。九州電力川内原発に続き、関西電力高浜原発3、4号機についても、原子力規制委員会が再稼働の前提となる審査書案をだしたことに対し、1600人(主催者
水漏れ 手順書に誤り・・福島第1原発 東電、現場確認せず
福島第1原発の高濃度放射能汚染水を処理した水のタンクヘの移送中に、誤ってタンクにつながっていない配管に水が送られ、配管の先から水が漏れた事故で、東京電力は12月18日、作業手順書をつくる際に図面を読み間違えたことが原因
再生エネ 発電抑制期間を拡大・・買い取り制度見直し案を了承
経済産業省は12月18日、有識者の新エネルギー小委員会で、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の見直し案を提示し、大筋了承されました。 原発の再稼働が見直し案の前提になっています。原発推進に依存することで再生可能
高浜原発「適合」に関係者の声・・“世論と判決に背く”
関西電力高浜原発3、4号機(福井県)について原発の新規制基準に「適合」したとする審査書案を12月17日、原子力規制委員会が公表したことに対し、「再稼働は許されない」などの怒りの声が上がっています。 新たな仮処分申請も・
高浜原発 再稼働ありき 事故対策・避難計画なしでも「適合」規制委判断に怒りの声
原子力規制委員会は12月17日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働の前提となる原発の新しい規制基準に「適合」したとする「審査書案」を了承し、30日間の意見募集を行うことを決めました。審査書案が示されたの
大間原発の審査申請 ・・電源開発 建設中で初
電源開発(Jパワー)は12月16日、建設中の大間(おおま)原発(青森県大間町)について、稼働開始の前提となる新規制基準への適合性審査を原子力規制委員会に申請しました。建設中の原発の申請は初めて。 大間原発は、使用済み
巨大噴火予知 難しさを強調・・規制委検討会
原子力規制委員会の火山モニタリングに関する検討会が12月16日開かれ、モニタリングによって巨大噴火を予知することの難しさが強調されました。また、巨大噴火を対象とした火山活動のモニタリングに関する「基本的考え方」をおおむ
高浜原発審査書案あす提示・・規制委川内に続き2側目
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)について原子力規制委員会は12月15日、再稼働の前提となる新規制基準に「適合した」とする審査書案を17日の定例会合で公表することを明らかにしました。九州電力川内(せんだい)原発
大間原発 稼働準備へ・・電源開発きょう審査申請
電源開発(Jパワー)は12月15日、建設中の大間(おおま)原発(青森県大間町)について、稼働の前提となる新規制基準への適合性審査を16日に申請すると発表しました。 大間原発については、事故時の避難計画の策定が義務づけ
憲法を力に原発ゼロへ・・憲法を守り生かす郡山共同センター代表 森ヒロノさん(77)
戦争の知らぬ世代の政治家よ平和憲法変えてはならぬ 福島県郡山市に住む森ヒロノさん(77)の詠んだ短歌です。憲法を守り生かす郡山共同センターの代表です。 森さんは、日本の侵略戦争が終わったとき国民学校の2年生でした。
共産党が躍進 北陸信越ブロックで議席回復・・「オール沖縄」完勝 比例20議席、赤嶺氏(沖縄1区)
総選挙開票 第47回総選挙は12月14日投票され、同日夜から開票が進みました。日本共産党は比例代表で公示前の8議席を大幅に上回って2倍を超える議席に伸ばし、躍進を果たしました。2ケタ議席の獲得は2000年の総選挙以来1