東京電力は12月31日、福島第1原発の汚染水タンクからの水の滴下が見つかったと発表しました。 東電によると、同日午後0時39分ごろ、「H2」エリアのボルトで締めるタイプ(フランジ型)のタンク側面から、5、6秒に1滴ほ
しんぶん赤旗
関電また値上げ 業者悲鳴・・コンビニ店「年100万円の増」 加工業「機械更新、できない」
原発再稼働の遅れを理由にした、関西電力の電気料金再値上げに、消費者や業者から悲鳴の声が上がっています。(笹川神由) 関西電力は12月24日、家庭向け電気料金の再値上げを経済産業省に申請しました。値上げ幅は平均10・2
安倍政権 再稼働へ強める策動・・原発推進が「成長戦略」
第3次安倍音三内閣は、発足当初から原発再稼働への策動を強めています。原発推進は、「アベノミクス」(安倍政権の経済政策)の「成長戦略」の柱。「原発ゼロ」を求める世論に逆らうものです。(金子豊弘、矢守一英) ■財界が圧力
“福島に生きる”原発ゼロ 悔いなき道・・生業訴訟原告団 県中支部世話人 岡田哲夫さん(61)
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!福島原発訴訟」原告団県中支部世話人の岡田哲夫さん(61)は郡山地方労働組合総連合事務局長です。昨年まで務めていた高校教師を定年退職し、組合活動に専念しています。 福島大学教育学部
1月24〜25日・静岡再生可能エネルギー普及全国フォーラム
「いかそう地域の資源、原発に頼らない社会へ!」をテーマに2015年1月24、25日に静岡で、再生可能エネルギー普及全国フォーラムが開かれます。主催は同実行委員会。 「里山資本主義から地域と再生可能エネルギーを考える」
“なんだっけ?”・・原発の「新規制基準」って?
Q 原発の再稼働をめぐって「新規制基準」という言葉をよく聞くけど。 A 東京電力福島第1原発の事故の反省をふまえて原子力規制委員会が、原発や核燃料施設の設置や運転の可否を判断するために新たにもうけた基準
津波検討「余計なことをするな」「余計なことをするとクビになるよ」・・ 保安院 上司から圧力 福島第1 政府事故調の調書公開
東京電力福島第1原発事故で政府の事故調査・検証委員会が聴取した、旧経済産業省原子力安全・保安院や東電、福島県の佐藤雄平前知事ら関係者127人分の調書で、規制当局が原発推進のために津波対策を後回しにしてきた実態が改めて浮
年内最後の官邸前行動 ・・“原発ゼロまで続ける”
(写真)「原発いらない、再稼働反対」と怒りのコールをする人たち=12月26日、首相官邸前 総選挙後、原発再稼働の動きが加速するもと、首都圏反原発連合(反原連)は(2014年)12月26日、今年最後となる首相官邸前抗議行
原発 運動が再稼働とめる・・稼働ゼロ1年3ヵ月
2013年9月15日に全原発が停止してから、原発稼働ゼロの状況が1年3ヵ月以上続いています。九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)を突破口に各地で再稼働を狙う安倍晋三政権。これに対し、「再稼働反対の世論と運
海側トレンチ閉塞 一部流れ残る・・福島第1原発 & 断層の議論継続・・志賀原発
東京電力は、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で行っている、高濃度の放射性汚染水がたまっている海側トレンチ(トンネル)の閉塞(へいそく)作業で、約2500立方メートルの汚染水が除去できた一方、一部トンネル部分に水の流
住民ら撤回求める・・特定避難勧奨地点解除/福島・南相馬
福島県南相馬市の住民らが12月26日、政府による特定避難勧奨地点の一方的な指定解除を撤回するように求める緊急記者会見を、参院議員会館で行いました。主催は南相馬・避難勧奨地域の会と、南相馬特定避難勧奨地点地区災害対策協議
青森・大間原発差し止め訴訟 来春以降実質審理へ・・函館市の原告適格保留/東京地裁
青森県大間町に建設中の大間原発について、北海道函館市が国と事業者の電源開発(Jパワー)を相手に建設差し止めを求めた訴訟の第3回口頭弁論が12月25日、東京地裁で開かれました。 同訴訟では、大間原発が福島
甲状腺がん疑い4人・・福島県の健康調査2巡目 & 東電への賠償金 地裁が請求棄却・・労災死訴訟
東京電力福島第1原発事故を受け、福島県が当時18歳以下の県民を対象に実施している甲状腺検査で、県は25日、4月から実施している2巡目の調査で4人が甲状腺がんの疑いと診断されたことを明らかにしました。4人は事故直後から始
川内原発 動かすな 反原連・・九電東京支社前で抗議
国民世論を無視した九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働は許さないと24日夜、首都圏反原発連合(反原連)は、東京都千代田区にある九州電力東京支社前で抗議行動を行いました。約200人(主催者発表)が参
原発推進の優遇策盛る ・・経産省審議会が中間整理案
国の原子力政策の方向性を議論している経済産業省の審議会「原子力小委員会」は12月24日、中間整理案をまとめました。 同審議会は、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけて原発を将来にわたって使い続けるとする安倍政権
「川内原発 火山審査―何が問題か」(下)被害直視して想定を・・静岡大 小山真人教授(火山学)に聞く
―破局的噴火より一回り規模の小さい、噴出物量が10〜100立方キロ程度の噴火(火山爆発指数で6)の影響評価について九州電力は、川内原発での降灰量を最大で15センチと評価しています。その場合、フィルターの設置などの対策で
核燃料の移動を完了 1〜3号機は見通し立たず・・福島第1原発4号機プール
東京電力は12月22日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プール内にあった燃料1535体の移動作業を完了したと発表しました。放射線量が高い環境のなか、作業にはのべ約15万人が参加し、事故発生から3年9ヵ月あまりという長
原発も核兵器もゼロに・・クリスマスパレード 神 戸
「核兵器廃絶」と「原発ゼロ」を訴えるクリスマスパレードが23日夕、神戸市の繁華街で行われました。主催は「原発ゼロ!核兵器ゼロ!ZEROこねっと」。姫路市から参加した青年などを含めて約40人が、「高浜原発再稼
「川内原発 火山審査―何が問題か」(中)規則性は見かけ上・・静岡大 小山真人教授(火山学)に聞く
誤差を考えず 小山 九州電力の議論には、噴火年代と噴出量の誤差が考慮されておらず、階段図の噴出量が500立方キロ程度にそろっていることも不自然です。特に、噴出量は誤差が大きく、推定の仕方によってかなり差が出るのです。ど
東通原発「活断層否定できず」 ・・規制委調査チームが再評価書案
東北電力東通(ひがしどおり)原発(青森県東通村)敷地内の断層について、原子力規制委員会の調査チームは12月22日、活断層を否定する東北電の主張には「十分なデータが示されていない」などとして、活断層の存在を否定できないと