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川内再稼働ストップ 311キロデモ福岡到着・・九電に署名提出

「川内原発ストップ再稼働」を訴えて九電本店前に到着したリレーデモの行進者=5月27日、福岡市中央区
「川内原発ストップ再稼働」を訴えて九電本店前に到着したリレーデモの行進者=5月27日、福岡市中央区

 川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働ストップを求めて「3・11鹿児島集会実行委員会」が鹿児島市から福岡市の九電本店をめざしてきた「311キロ・リレーデモ」は5月27日、同社本店前に到着しました。12日間で311キロの道のりを歩き抜き、署名提出などをしました。

 リレーデモは、16日に鹿児島市を出発してから福岡市入りした前26日までに、のべ180人が参加。27日も約60人が「川内原発いらない」などのコールで市民にアピールしながら到着すると、100人以上が拍手で迎えました。

 同実行委は、この日までに集まった再稼働ストップの賛同署名11万3400人分を九電社長あてに提出後、再稼働に当たって社長に説明責任を果たすよう求めていた公開質問状への回答を、九電側から受けました。同実行委は、政府の地震調査研究推進本部が、九電の報告した原発周辺の地震の危険性について「(九電の)解釈はとにかくひどい」と、同社の「再稼働ありき」の活断層評価を酷評していたことなどを追及。九電側は、追加調査も行わずに事実上、推進本部の見解を無視していたことを認めましたが、「原子力規制委員会が安全性を確認している」と居直るなど、終始、質問にまともに答えようとしませんでした。

 日本共産党は、鹿児島県から、まつざき真琴県議や桂田みち子鹿児島市議、井上勝博薩摩川内市議、山口初美日置市議が参加。玄海原発を抱える佐賀県ら武藤明美、井上祐輔両県議が駆けつけました。

(「しんぶん赤旗」2015年5月28日より転載)

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